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1963 年の7月、キャノンボール・アダレイは、弟のナット、ユセフ・ラティーフ、ジョー・ザヴィヌル、サム・ジョーンズ、ルイス・ヘイズという最強の布陣で構成されたセクステットを率いて初の来日を果たしました。そのときの公演の中から東京でのコンサートの模様がリヴァーサイドによって録音され、まず産経ホールと厚生年金ホールでの演奏から6 曲が『Ni ppon Soul 』というタイトルでリリースされ、残されたそれ以外の録音から後に『Autumn Leaves』などいくつかのアルバムが世に出ています。このときの演奏は大変充実したもので、『Ni ppon Soul 』には、ルイス・ヘイズをフィーチュアした「イージー・トゥ・ラヴ」や、ユセフ・ラティーフのオーボエが活躍する「ザ・ウィーヴァー」など、このグループにとって新しいレパートリーばかりが並んでいました。さらに彼らは、コンサートの合間を縫っていくつかのテレビ番組にも出演しましたが、そのうちNTVのスタジオに少数の観衆を入れて行われたパフォーマンス(録音エンジニアはあの『幻のモカンボ・セッション』でおなじみの岩見潔さんです)が、後にテイチクからLPとしてリリースされました。このアルバム『A Day With Cannonball Adderley 1963( 邦題「イン・ジャパン1963」』は、その後CDとしてリリースされることなく今日に至っていましたが、今回Sol ar Recordsの手により、それを含めて、1963 年の来日中に残されたすべての録音が2 枚組CDとしてリリースされました。Riverside 盤をお持ちの方にも、テイチク盤の演奏と共に、各コンサート別に収められた形で彼らの演奏を聴くことができるという意味でお薦めのCDです。(新譜案内より)
■JULIAN “CANNONBALL” ADDERLEY(as), NAT ADDERLEY (cor & vo), YUSEF LATEEF(fl, oboe & ts)JOE ZAWINUL(p & el-p), SAM JONES(b), LOUIS HAYES(ds)
CANNONBALL ADDERLEY / キャノンボール・アダレイ