4,400円(税込)
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※LP/180g
リー・コニッツの歴史的名盤、SPEAKERS CORNERレーベルより重量盤LPでリイシュー!!
共にレニー・トリスターノ(p)の門下出身(かつタメ年)でクール派を代表するリー・コニッツ(as)とウォーン・マーシュ(ts)による1955年のアトランティック作品。
本作品制作の数年前に、コニッツとマーシュは、「Subconscious-Lee」(当初はレニー・トリスターノ(p)名義)で共演しているが、コニッツがマイルス共演の「Conception (The New Sounds)」、G・マリガンとの共演など経て、クール派を代表するミュージシャンとして脚光を浴びる存在になっていたのに対して、マーシュは衆目を浴びず活動に続けていました。
コニッツのアトランティック移籍第一弾としてマーシュとの共演が企画されたのが、コニッツの意向によるものかは定かではありませんが、Storyville時代のトリスターノ派で固めたワンホーン・カルテットの構図から一度離れたいという意図が存在したことは想像に難くありません。リズムセクションに黒人バッパーのオスカー・ペティフォード(b)、ケニー・クラーク(ds)の起用や、バップ・セッションで頻繁に取り上げられるようなスタンダード曲主体の選曲にもそういう流れを感じます。
コニッツ、マーシュの寛いだ再会セッションという風情と、クール系フロントとバップ系リズム隊の対峙という緊張感のバランスが生んだ名演といえるのではないでしょうか?
また、ジャズ・マン達をモデルにした有名な写真集「Jazzlife」を残した写真家ウィリアム・クラクストンによる、美しいアルバムジャケットも印象的で、飾っておきたくなるような一枚です。
この美しい名盤を、是非アナログ重量盤の高音質でお楽しみ下さい!
■Personnel:
Alto Saxophone – Lee Konitz
Tenor Saxophone – Warne Marsh
Piano – Ronnie Ball (tracks: B3), Sal Mosca (tracks: A2, A4 to B2, B4)
Guitar – Billy Bauer
Bass – Oscar Pettiford
Drums – Kenny Clarke
Producer - Nesuhi Ertegun
Engineer - Tom Dowd
Photography - William Claxon
LEE KONITZ / リー・コニッツ