CAMPANA DI LEGNO + TRAPPOLA PER TOPI

イタリア産アヴァン・ロックバンド:YUGENやシンフォニック・ロックバンド:NOT A GOOD SIGNの鍵盤奏者として知られ、「SKE」名義にてYUGENをシンフォ化した様な硬派テクニカル・シンフォ作を発表してきたPaolo "SKE" Botta(key)、AltrOckレーベルからディストリビューションを受けた事でアヴァン・ロックマニアの間でも知れ渡る事となったオルタナ/マスコアバンド:SHOのドラムを務めるDario Magri(drs)、そしてレゲエ・バンド:THE APPETIZERSのギタリストMatteo Serenelli(g)と、それぞれ異なるフィールドにて活躍してきた3人によって'21年に結成され、その後Fabio Malizia(b)が合流し現在の形になった、KING CRIMSON・POIL・MELVIN・SLEEPYTIME GORILLA MUSEUMなどといったバンド/アーティストからの影響を語るイタリア発インスト・アヴァン・ロックプロジェクト:ZIO CROCIFISSO。彼らが'24年にデジタルオンリーでリリースしたEP『CAMPANA DI LEGNO』の7曲に、'25年に録音された新曲7曲を加え完成されたファーストアルバムがイタリア:AMS Recordsからリリース!

YUGEN/SKEでも共演したJacopo Costa(vib)・Elia Mariani(vo)・Thea Ellingsen Grant(vo)やノルウェー産新鋭アヴァン・ロックプロジェクトSHAMBLEMATHSの中心人物Simen Ådnøy Ellingsen(sax)など親交の深いミュージシャン達のサポートを受けつつ、SKE譲りの技巧的アンサンブルと幻想的な情感に加え、チェンバー・ロック然とした張り詰めた静寂やラディカルなメタルコア要素が渾然一体となった、LINDや前記したSHAMBLEMATHSなども思わせるミクスチャー・ロックサウンドは正に秀逸の一言!"静"と"動"のコントラストを極端に強調した曲順や、拍子という概念に囚われず自由自在にストップ&ゴーを繰り返すリズム構成でもって漠然と聞いているだけのリスナーを振り落としながら猛進してゆく、2025年アヴァン・ロックシーンを代表する事になるであろうカオティックで濃密な一枚!

【Digipack仕様(予定)】