【予約】シド・バレットの音楽を称えるトリビュートアルバムがリリース決定! SOFT MACHINE、KULA SHAKER、Tim Bowness他豪華アーティストが参加!

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2026.06.25

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 V.A. / CLOWNS AND JUGGLERS
V.A. / CLOWNS AND JUGGLERS


Soft Machine、Kula Shaker、Voyage 35、Robyn Hitchcock(Led ZeppelinのJohn Paul Jonesが参加)、Henge、Tim Bownessなど豪華アーティストによる本作限定トラックのほか、David Bowieの参加曲などを多数収録。Pink Floydとしての最後のライブ・パフォーマンスも収録されており、彼らのライブ・キャリアが始まったその場所で終止符を打つという、これ以上ない有終の美を飾っている。


本プロジェクトのコーディネーターは、これはトリビュートというよりも「セレブレーション(祝福)」であると強調している。Syd Barrettとその音楽を称えるこの「セレブレーション」は、世界中に無数にいるPink Floydファンのみならず、すべての音楽ファン必聴の一枚。


Syd Barrettがいなければ、Pink Floydは存在しなかった。彼らの音楽は決して色褪せることなく、時代を超越している。唯一無二の個性を放つその音楽のオリジン(原点)は、最初に聴いた当時の人々と同じように、現代の人々をも魅了し続けている。


60年代に彼らが活動を開始した当時、そのサウンドは他の誰とも似ていなかった。当時の多くの英国バンドがそうであったような、単なるアメリカの黒人音楽の模倣ではなく、まったく新しく刺激的なものだったのだ。かつてNick Kentが評したように、Pink Floydは最初から「完全に完成された状態」で登場したかのように見えた。その大半は、今日の基準から見れば原始的な機材を使いながらも、新しいサウンドに挑み続けたSyd Barrettの、ソングライターおよびミュージシャンとしての驚異的な才能によるものだった。


The Beatlesと並び、Syd Barrettは楽器演奏の革新の限界を押し広げた。アビイ・ロード・スタジオの通路の向こう側でThe Beatlesが「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」を録音していたとき、Pink Floydは「The Piper at the Gates of Dawn(夜明けの口笛吹き)」の制作に取り組んでいた。ギターの逆再生テクニックやマルチトラック・レコーディングといった前衛的な実験を通じて、Syd Barrettは従来のポピュラー・ミュージックの枠組みを遥かに超えた領域を探索した。


Syd Barrettの先見的なテクニックは、Pink Floyd結成以前に彼が培った美術の素養(キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツで美術を学んでいた)と、ジャズの即興演奏への関心から生まれたものだ。彼は1965年のロンドンで、Keith Roweとフリー・インプロヴィゼーション・グループ、AMMに触発された。Keith Roweは従来のチューニングを捨て、ギターをテーブルの上に平らに置き、フレットの上でボールベアリングを転がすなどして、ギター奏法を根本から変革した人物である。


Syd Barrettもまた、同様に型破りな独自のアプローチを確立していった。Zippoライターを使ってスライド・ギターを弾き、愛器を2台のBinson Echorec(エコー・マシン)に接続。まるで画家が色彩を操るかのように音を紡ぎ出した。


Syd Barrettがケンブリッジから宇宙へと旅立ち、二度と戻ってこなかったことは広く知られている。彼は「手の届かない場所」へと行ってしまったのだ。その後のPink Floydのキャリアにおいて、最もエモーショナルで胸を打つ瞬間は、決まってその「手の届かない場所へ行ってしまった誰か」へと手を伸ばそうとする瞬間にあった。そういった意味で、Syd Barrettがバンドを去ることは決してなかったのだ。


現代のイギリス音楽に少しでも興味がある者なら誰もが、Syd Barrettについて、そして彼に何が起きたのかについて、それぞれの持論があるようだ。しかし、本当の真相は誰も知らない。だからこそ神話は生き続け、彼の作品は新しい世代の心に響き続ける。

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