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俺達が鳴らしたかったのは、このサウンドなんだ!
80年代を中心に活躍した元祖オルタナティヴ・ロック・バンド、ザ・リプレイスメンツ。彼らの1989年作品にして通算6作目となる、アコースティックな肌触りを持つサウンドと楽曲そのものの攻撃性が見事に融合した名作『DON'T TELL A SOUL』が、制作時にバンドが目指していた「音像」を取り戻し、今ここに蘇る! 1989年という時代に焦点を当てた4CD+1LPからなるボックス・セット『DEAD MAN'S POP』、堂々完成!!
◆1979年に結成し、向う見ずなハードコア・パンク・バンドとしてキャリアをスタートさせ、その後アルバム・リリースを重ねるごとに、パンクをルーツとした自身のアイデンティティをキープしながら、フロントマンであるポール・ウェスターバーグのソングライティング能力を最大限に活かしたルーツ色の強いサウンドへと変化させながら、80年代を駆け抜けていった、元祖オルタナティヴ・ロック・バンド、ザ・リプレイスメンツ!
◆楽曲そのものが持つ攻撃的な側面をアコースティックな肌触りでサウンドへと昇華させた、彼らの通算6作目の名作『DON'T TELL A SOUL』がリリースされたのは、今からさかのぼる事30年前となる1989年のこと。「I'll Be You」というバンドにとって唯一の全米ホット100入りを果たした楽曲を収録したこのアルバムは、彼らのキャリアにおいても商業的成功を収めたアルバムだったのだが、実はこのアルバムの「音」に、バンドは納得していなかったのだという。マット・ウォレスがプロデュースを担当したこの作品は、その後クリス・ロード・アルジの手にゆだねられ、ラジオ的なサウンドを持つ三次元的なミックスが施されていた。
◆この作品の誕生から30年という時を経て、バンドは再び根本からこの作品に取り組み直し、レコーディング当時にバンドが目指していた「音」を再現させた。そして、30周年を迎える今年、新たに生まれ変わった『DON'T TELL A STORY』の再編集版を含む、1989年という年に焦点を当てた4枚組CD+LPという5枚組のボックス・セット『DEAD MAN'S POP』を完成させたのだ。単純に周年記念のリマスターをリリースするのではなく、あくまで自分達が鳴らしたかった音を再現させて、収録曲順も変え、新たに生まれ変わった作品としてリリースする、その事実が、いかにもザ・リプレイスメンツらしいではないか。
◆このボックス・セットに収録されているのは、88年にマット・ウォレスのスタジオにて行われていたミックスを元に、当時のプロデューサーでもあるマットが新たなミックスを手掛けた『DON'T TELL A SOUL REDUX』に加え、トム・ウェイツとのセッション音源や、88年6月のベアーズヴィル・スタジオで行われた初期デモ・レコーディング音源などを含むレア楽曲や未発表音源を収録した『WE KNOW THE NIGHT: RARE & UNRELEASED』、そして89年6月2日にUniversity of Wisconsin-Milwaukeeで行われたライヴ・ショウを完全収録した2枚組ライヴ作品『THE COMPLETE INCONCERATED LIVE』という、全60曲中実に58曲が未発表音源となる、非常に貴重なレコーディング集だ。この4枚のCDに加え、『DON'T TELL A SOUL REDUX』を収録した180グラム重量盤アナログをコンパイルした、合計5枚のディスクからなるボックス・セットとなっている。
◆またこのボックス・セットには、アナログ・ジャケット・サイズのハードカバー・ブックを同封されている。ここには、レアで貴重な写真の数々や、Bob Mehrによる『DON'T TELL A SOUL』期の詳細なヒストリーを記したエッセイも掲載。プロデューサーであり今回ミックスを担当したマット・ウォレスはこうコメントを残している。
「ザ・リプレイスメントの真の魂というのは、88年にレコーディングしていたその音にしっかりと封じ込まれている。その真の姿が、ようやくこうやってはっきりと聴くことができ、感じることができるようになったんだ。30年以上前にレコーディングを行なった時から、このプロジェクトは私にとって人生をかけたものとなった。位目までもここで鳴らされる音はリアルそのものさ、ようやくオリジナル・ヴァージョンという形で完成させることができたものだからね」
<メーカーインフォより>
REPLACEMENTS / リプレイスメンツ