ALL THE THINGS THAT I DID AND ALL THE THINGS THAT I DIDN'T DO

MILK CARTON KIDS ザ・ミルク・カートン・キッズ

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レーベル
EPITAPH
国(Country)
EU
フォーマット
CD
規格番号
1409275162
通販番号
DIS180601-036
発売日
2018年10月18日
EAN
8714092751628
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商品詳細情報

変化を求めて辿り着いたのは、失われたアメリカを探し求めるアメリカーナの調べ。 美しく抒情的なハーモニー/メロディ/歌詞、美しさの中にも時に風刺や皮肉が顔を出すビター&スイートな作風、抜群のギターの上手さで評価を上げている二人組、THE MILK CARTON KIDS。デュオ史上初めてとなるバンドを従えての新作スタジオ・アルバム完成!

ケネス・パッテンゲイルとジョーイ・ライアンによるギター・デュオ、ザ・ミルク・カートン・キッズ。2011年にカリフォルニア州イーグル・ロックで結成されたデュオは、“サイモン&ガーファンクルの再来”とも評されながら、美しく抒情的なハーモニー/メロディ/歌詞、美しさの中にも時に風刺や皮肉が顔を出すビター&スイートな作風、抜群のギターの上手さで年々その評価を上げている。

2013年に発表したセカンド・アルバム『THE ASH AND CLAY』が、グラミー賞最優秀フォーク・アルバムにノミネートされ、2015年にリリースされた前作『MONTEREY』も、収録曲の「The City Of Our Lady」でグラミー賞最優秀アメリカン・ルーツ・パフォーマンスにノミネートされた彼ら。約3年振りとなるニュー・アルバム『ALL THE THINGS I DID AND ALL THE THINGS THAT I DIDN'T DO』は、そんな彼らにとって、これまでになく開放的で実験的な作品と呼べるかも知れない。

この新作で、ザ・ミルク・カートン・キッズは、デュオ史上初めてバンドと共にレコーディングを行った。ケネス曰く「変化が欲しかったんだ」との事。さらに彼はこうも続ける:「これまでと同じようにアメリカ中をデュオで回り、前に行ったような場所を訪ねていた。そんな中、変化が必要だという機運のようなものが高まってきたんだ」また一方のジョーイもこう語っている:「音楽的には、より大きな音的パレットを使ったアルバムを作ろうと思っていた。全ての曲を僕たち二人のギターだけで演奏しなくてもいいというのは、自由な気分だった」

2017年10月にナッシュヴィルにあるハウス・オブ・ブルース・スタジオのサン・ルームでレコーディングされた最新作『ALL THE THINGS I DID AND ALL THE THINGS THAT I DIDN'T DO』。そのプロデュースを手掛けるのは、彼らのアルバムに序文を寄せてもいるジョー・ヘンリー。そしてエンジニアを務めるのはライアン・フリーランド。今回初めてザ・ミルク・カートン・キッズをバックで支えるバンドのメンバーには、Brittany Hass (ヴァイオリン/マンドリン)、Paul Kowert & Dennis Crouch (ベース)、Jay Bellerose (ドラムス)、Levon Henry (クラリネット/サックス)、Nat Smith(チェロ)、Pat Sansone(ピアノ/メロトロン/ハモンド・オルガン)、Russ Pahl(ペダル・スティール、ギター)、そしてLindsay Lou&Logan Ledger(バック・シンガー)が名を連ねている。

アルバムからの1stシングルとしてまず公開されたのは、10分にも亘る大作、「One More From The Road」(https://youtu.be/w1tnGFj4DAw)。フォークからジャズ、サイケデリック・ロックなどの要素が次から次へと溢れ出るこの曲に、NPRのBob Boilenはすぐさま反応し、“この10分強の曲が何かの予兆だとするなら、ザ・ミルク・カートン・キッズは真の傑作アルバムをリリースすることを示しているのかもしれない」と絶賛した。続けてリリースされたシングル「Big Time」(https://youtu.be/Zasq2PWpWB0)は、彼らのライヴ・パフォーマーとしてのパワーをスタジオに持ち込んだ1曲だ。「目標は、ギターやマンドリン、ダブル・ベースなどからなるストリング・バンドと一緒にレコーディングすることだった」とジョーイはこの曲について語る。

前作『MONTEREY』をリリースしてから、それぞれの人生に様々な変化が起きたというザ・ミルク・カートン・キッズ。バンドを従えてのレコーディング以外にも、新たな要素が最新作のサウンドに加わっている。アメリカの政治状況にジョーイは混乱と悲観を感じ、ケネスは離婚と手術を経験した。
元々、アルバムを制作するときにコンセプトは無かったが、実際出来上がった曲には、崩壊した現実というテーマが自ずと描かれていた。彼らを取り巻く出来事や、実際に体験したことが本作の熾烈なバックグラウンドになっているが、しかし、本作は個人的な悲しみのスケールをはるかに超えている。移り変わる景色に思い出を投影させるような切なさと、スパイスのようなユーモア――2パートのハーモニーとアコースティック・ギターの響き、そしてそのバックを支えるバンドの存在感が作り上げる音風景。ザ・ミルク・カートン・キッズが本作で描き出しているのは”失われたアメリカを探し求めるアメリカーナ”なのかも知れない。

ソングリスト

  • 01. Just Look at Us Now
  • 02. Nothing Is Real
  • 03. Younger Years
  • 04. Mourning in America
  • 05. You Break My Heart
  • 06. Blindness
  • 07. One More for the Road [https://youtu.be/w1tnGFj4DAw]
  • 08. Big Time [https://youtu.be/Zasq2PWpWB0]
  • 09. A Sea of Roses
  • 10. Unwinnable War
  • 11. I've Been Loving You
  • 12. All the Things..