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1983年にリリースされた8曲入りEP「Subject to Change」(名盤と名高いVOIDとのスプリットCDには収録されていますが、今作は2011年6月にリマスタリングされています)に加え、まさにお宝と呼ぶに相応しい1981年12月にレコーディングされたDEMOを収録した貴重な編集盤がリリース!!

DISCHORD、AMERICAN HARDCOREファンだけではなく全ハードコアファンは必ずや聴いていただきたい素晴らしい内容。「VOIDとスプリットを出していたバンド」「Ian MacKayeの弟がいるバンド」というイメージであまり評価されていないような気がしますが、ギターが二本になり5人編成になった「Subject to Change」は、これぞEMOTIONAL HARDCORE!REVOLUTION SUMMER期のバンドに共通するスピードを落とした激しくも熱いEMOTIONALなサウンド、MINOR THREATのジャケットでもお馴染み、兄のIan MacKayeに勝るとも劣らないAlec MacKayeによるボーカルは後のハードコアバンドに絶大な影響を与え、メンバーがEMBRACE、ONE LAST WISH、IGNITIONというこれまた素晴らしいEMOTIONAL HARDCOREを聴かせてくれるバンドに参加していたということで、どれだけ重要なバンドだったということが証明できるでしょう。11曲収録されているDEMO音源では、上記の音源よりも鋭く激しく早くロウであり、破壊力抜群のストレートなハードコアサウンド!!素晴らしいセンスで駆け抜けた本当に早すぎたバンドといっていいかもしれません。ちなみにMichael Hamptonはヘンリー・ロリンズが在籍していたことでも知られるS.O.Aにも参加。