PUNKスタッフによるオススメの1枚!! "STAFF REVIEW"

  • PUNK
  • ニュース
  • 2019.10.08

    • LINE

    • メール


    ROUTE 66 / Good Times Rock'n Roll/Rockin Doll

    BREAK THE RECORDS / BTR068 / 営業部:安藤

    日本ハードコア史における名作コンピレーションと言われれば、THRASH TILL DEATHやMY MEAT’S YOUR POISON、A FAREWELL TO ARMS、CITY ROCKERSなどなど枚挙に暇がありませんが、OUTSIDERもその一枚である事は疑いようのない事実であります。私もご多分に漏れず、この辺りの音源を聴き漁っていたのですが、ROUTE 66を聴いた時の衝撃は、他のハードコアバンドのものとは全く異質なものでした。こんなにPOPだけど、内包している”何か”は完全に不良のものだし、その前に何でこのオムニバスにこんな感じのバンドが?などなど様々な憶測を頭に巡らせている間にすっかり虜になってしまっていたのでした。FACEBOOKでROUTE 66を7インチで聴きたいなー、なんて事を投稿した際に、某FOR〇ARD、DEAT〇 SIDEのIshi〇a氏からのリプライで「明夫さんに聞いてみたらー?」なんて教えていただき、この石井さんがROUTE 66なのかーと思い、現在の活動を追ったりなどしておりましたが、本当にこの楽曲を7インチで聴ける時がくるとは。当時、もしRCAからこの7インチがリリースされていたら~的な諸々のデザインもグッド!300枚限定なのが口惜しい所ではありますが、これは是非皆様のお手元に置いておいていただきたい一枚です。





    MUGWUMPS / plural

    KOGA RECORDS / KOGA-216 / 新宿パンクマーケット:石谷

    ナチュラルボーンひねくれサウンド。オレ普通じゃないからーが口癖の自称"変な奴"、もはや誰もが想定内の"奇"というものを未だにてらう大森チルドレン、そんなフェイク達が裸足逃げ出す復活作です。 CRUZIANなベースに、人懐っこいメロディ、サビだっていってんのにそれをかき消すタイトな連打ドラム。オレ変わってるでしょっていう奴が大嫌いな人は是非。爽快になれます。





    SIEGE / DROP DEAD - COMPLETE DISCOGRAPHY

    F.O.A.D. / FOAD165 / 渋谷パンク・ヘヴィメタル館:嵩原

    少し前のリリースですが、SIEGEの名作「DROP DEAD」DIE-HARD SPLATTER盤です。ジャケットが可愛くなさ過ぎて部屋に置くのが嫌なのですが、中身はもちろん最高。 自宅で掃除しながら聴いてたのですが、Starvationが流れたところで片づけるどころか洗濯物ぶちまけたい衝動にかられたので、掃除はやめてレコードプレーヤーの前で体育座りしておとなしく聴きました。2LPですがいい意味でボリュームを感じさせない内容です。ファンはもちろん、速くてドタバタしてるのが好きな方は是非!あと盤がSPLATTERでカッコいいしBOOKLETもついてるので物で持っとくのが好きな方にオススメです!





    eveparty / cyprus green

    LIKE A FOOL RECORDS / LFR008 / 横浜西口店:斎藤

    ex.Discharming man エガワ氏を中心に結成されたバンドの初音源。心地よいギターに男女混声のコーラスにボーカルは広い草原思わせ、温かくどこか懐かしい気持ちになります。北の大地の最高が詰まった1枚。チェックして是非レコ発で会いましょう。





    THE FOREVER YOUNG / ビューティフルユース

    バップ / VPCC-86283 / 新宿パンクマーケット:吉澤

    ほぼ毎休日遊びに行く珈琲屋さんが八王子にあり、店の閉店後に店主(30代前半)と共に青春を感じる音楽を垂れ流す会をふと開催。HIPHOPやクラブミュージックを主とする店主が流したゴイステに、後追い世代ながらも懐かしみをビンビンに感じ、帰宅後にCD棚を漁りに漁り『さくらの唄』を久しぶりに引っ張り出しました。所謂"クラスの皆が唄える青春ソング"がピンと出てこない20代半ばの我々世代はそういった共有感が大変羨ましく、趣向の多様化が更に濃ゆくなった現代のティーンエイジャーは一体何を聴いているんだろう…と少し不安になりましたので、これを読んでる学生がおりましたらエバヤンをクラスメイトに広め、数年後に同窓会2次会のカラオケで大合唱してください。「CD持ってるから貸すよ」、そう言って気になるあの子との接触を図る若者を僕は応援致しますし、僕はそうやって距離を縮めておりました。





    CIGARETTES / YOU WERE SO YOUNG (帯・ライナーノーツ付き国内盤仕様)

    DISKUNION PUNK / OPT4.033CD-O / 新宿パンクマーケット:石井

    モッドリヴァイバルの枠で括られることもある彼等ですが、一聴すればわかる通り泥臭さ満点、モッズの光沢感とは無縁の垢抜けないイングランドの田舎パンクといった感じ。しかしながら、ソリッドな楽曲からは凡百のオブスキュア系70'sとは一線を画する輝きも確かに感じさせる。パンクスにもモッズにも、ジョンピールにも程々に愛聴されてきたような、玄人好みの渋い立ち位置に魅力を感じざるを得ません(全部イメージです)。このCIGARETTESってバンド聴いてみてえな!なんて人が2019年の日本に何人いたのか想像もつきませんが、中古相場も高騰していただけに気になっていた方はこの機会にぜひ。





    HORSEHEAD NEBULA / Worship at the altar of Diablo

    DEAD SKY RECORDINGS / DSR001 / 営業部:時田

    東京の若手メタリック・ハードコア勢の中でもひときわ存在感を放つHORSEHEAD NEBULAの1stフル。インフォによれば以前は叙情派スタイルだったようだけど、その姿形が見る影もないほどに徹底して陰惨で重苦しい極悪ブルータル・モッシュハードコアを提示。不穏なイントロダクションや中盤に設けられたギタードローン/ノイズ・トラックなど一枚のアルバムとしての構成、世界観にも拘りが伺えるし、各曲コンパクトにまとまってるのもいい。まさかのご本人をfeatに招いてるほどなんでXIBALBAからの影響&敬愛は多大なんだろうけど、「和製○○」「日本から○○への回答」なんて陳腐な表現に留まらないでかいスケールを感じる。Tr.7「Dissolution」のギターソロ最高。





    LAGWAGON / RAILER (LP)

    FAT WRECK CHORDS / FAT119LP / 営業部:小沼

    もはや説明不要のパンクロックバンド、LAGWAGONが約5年ぶりのリリースとなる作品「RAILER」が登場。名盤「LET'S TALK ABOUT FEELINGS」から初めて存在を知り、そのアルバムの一番始めの曲「After You My Friend」の疾走感のあるリフから「ヤバい!」とつい声が漏れてしまう程印象的であり、一瞬でこのバンドの虜になった。今までLPで作品を購入した事がなかったが、周りの方たちの影響で今作の「RAILER」から初めてLPで購入を決意。パンクを好きになったキッカケ、初めてLPで購入したアーティスト。今後私にとって、最高の一枚になりそうだ。





    V.A. / FLEX YOUR HEAD (LP/帯・ライナー付)

    DISKUNION PUNK / DISCHORD7-O / 大宮店:三浦

    USハードコアの豊作地、ボストンとDCの代表的なオムニバスといえばTHIS IS BOSTON NOT L.A.とこのFLEX YOUR HEAD。この手の音が世界中に感化された理由の一つとして、ハードコアと切っても切り離せない地域性だったり、レーベルの特色があると思います。俗にいう「〇〇(場所)っぽい」や「●●(レーベル)っぽいね~」的な表現のモデルケース的な作品かと。初期DISCHORDの代表的なバンドが揃ってるし、本当の意味でのインディペンデントがここにある気がしてなりません。初めてパンクのレコードを買うという方に思いっきりこの作品お勧めしたい。





    the PRACTICE / Flowers in your dustbin

    KiliKiliVilla / KKV-90 / 営業部:永塚

    待望の3枚目のアルバムですが、リリースを重ねるごとに音の幅が広がって毎回名盤だ!!!と言っている気がします。FAT RAT の頃から好きな方、最近気になっている方の両者も納得の出来栄えとなっています。





    THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES / PARALLAX VIEW (CD+フラットポーチ)

    DEBAUCH MOOD / DEBAUCH018 / 立川店:中村

    みんな大好きスリーピングの2018年にリリースされた10インチのCD再発。ポーチ仕様ってのがたまらなくよくてちょっとした小物を入れるによし、女の子は化粧道具いれちゃったり耳だけではなく生活にも潤いを与えてくれる良再発。内容は言わずもがな、相変わらずのスリーピング節、70' PUNKやPOWER POPに白浜イズムが加わり独自のものに昇華させている。歌、楽器隊含め何年経っても彼らにはドキドキさせられるしワクワクもさせられる。





    SWORDWIELDER / SYSTEM OVERLORD (LP)

    PROFANE EXISTENCE / EXIST174 / 営業部:時田

    世界中のメタルクラスト/ステンチコアと呼ばれるバンド群を見渡しても究極に近いレベルのAXEGRINDERクローンなのでは。サウンドメイクから曲構成、リフワーク、歌い回し、アートワーク等の細部に至るまで完璧。それでも単なるコピーに陥らず最後まで飽きずに聴き通せるのはシンプルに楽曲が優れているからかと。某有識者曰く「エモいニュースクールにしか聴こえない」との言もあることなんでその筋の方々にも聴いていただきたい(個人的にはENCOUNTERとかBLINDFOLDを思い出した)。パンクスにはSHITLICKERSやDISARMの出身地として、メタルヘッズにはメロディック・デスメタルの一大産地として馴染み深いスウェーデンはヨーテボリ拠点の5人組によるニューアルバム。





    SHEER MAG / A DISTANT CALL (LP)

    WILSUNS RECORDING COMPANY / WRC093 / 新宿パンクマーケット:小室

    ジャニスの再来とも呼んでしまいたいくらいソウルフルな女性Vo.にノックアウトされたのは もう4,5年近く前のこと。1970年代前半の古き良き土臭いハードロックやスワンプロック、そしてどことなくエモーショナルっぽさが感じられる素晴らしいシングルを連発後、2017年にリリースされた1stアルバムは私的に正直やや物足りないものでした。そして本作2ndもやっぱり期待しないとな、と一聴してビックリ。キラキラです。ギラついてもいますがエヴァーグリーン感が半端じゃありません。リリースから少々時間が経ってしまいましたが是非。こんなに感動したのは久しく記憶にありません。





    SNUFF / THERE'S A LOT OF IT ABOUT

    FAT WRECK CHORDS / FAT108 / 営業部:佐々木

    好きな曲、バンド名を耳にすると過去の思い出を振り返ることは皆さんもあると思うが、私の場合はSNUFFと聞くと初めて聴いた17歳の冬を思い返してしまう。遠征費を稼ぐ為の短期バイトは それはそれは退屈で、それでも一緒に働く金髪の兄ちゃんに教えてもらったSNUFFが唯一の救いであって。あぁ、この先ずっとダンカンの歌声を聴くと思い出すんだろうなと思うと新作アルバム『THERE'S A LOT OF IT ABOUT』も聴かずにはいれなかった。 しかし時が過ぎるのは早く、あの頃からもう十何年も経つのかと振り返りながら「Walkって曲を流したいのだけど…」「親戚の方々がビックリするからやめて」と長年の夢もサラッとNGを受けた準備期間を終え、私事で大変恐縮ですが、この秋無事に結婚式を執り行うことができました。もちろん増税前に。





    鎧 / 悪運

    SUNS RECORDS / SRC005 / 千葉店:内澤

    今年のJAPANESE SKINHEADSの祭典、ICEPICKは兎に角最高でした…2日間開催でしたが(ライブ鑑賞中は)疲れることなく終始楽しむことが出来ました。そんなICEPICK2日目に出演、演奏楽曲は名曲「問答無用」以外は全てこの新作から…という熱い演奏を見せてくれた秋田の狼「鎧」の、15年ぶりとなるフルアルバム新作、悪いわけがありません。ロッキンでいてメタリックでJAPANESE SKINHEADS好きには説明不要のマストアイテムでしょう。来年のICEPICK出演も期待しております。





    MOVING TARGETS / WIRES

    WATERSLIDE RECORDS / WS-200 / 渋谷パンク・ヘヴィメタル館:小林

    ボストンのギター・メロディック・トリオが奇跡の復活!25年振りとなるニューアルバムですが本当に素晴らしい。Husker Duなんかが好きな人はもちろん、Dinosaur Jr.辺りのファンにもぜひ聴いて欲しい。2020年には来日の噂も!?





    THE DISASTER POINTS / FAREWELL BLUES

    CATCH ALL RECORDS / CKCA1074 / 吉祥寺店:笹野

    とにかくライブを見てほしい!このバンドの真のかっこよさがビリビリ感じられます。ほかのPUNKバンドと一線を画すシリアスさとか真摯さ、本気さ、漢気、もうとにかくそういうのが満載なんです。バキバキにかっこいい音の中で際立つボーカルと泣きのメロディーが最高!!待望のフルアルバム、これまだ2ndとか末恐ろしいです。もう店内演奏エンドレスリピートです。





    CxPxS / ダンシングオールモーニング

    いぅいぇユ"ァ"ア"ァァ!!!MATE / / 新宿パンクマーケット:佐藤

    根本敬氏イラストのジャケットからして強烈なインパクトのCxPxS待望の新作。ジャケットと同等の強烈かつ赤面な内容にうっとり。全然賛同してもらえないと思いますが今作聴いてると個人的に母性本能?くすぐられまくる。超かわいい、CxPxS超かわいい!下ネタばっかなのになんでドキドキするのか、ひょっとしたら自分て変態なのかな?でもかっこいいからドキドキするんだなきっと。そう、かわいくてかっこいい。女子聴け!女子もっとCxPxSきいて一緒にトキメこうよ。洒落こいた、等身大を歌いますみたいなバンドよりよっぽど丸裸だっっつの。そして最後にゲーム音みたいの流れるからどんな曲かと思いきや棒読みちゃんでエンドロール(メンバー紹介等)、CxPxS予測不能すぎてたまらん。ホント、正直に、恋してるドキドキに近いこれ、CxPxSたまらん。





    REGIONAL JUSTICE CENTER / INSTITUTION (12")
    TRIPLE-B / TBR112 / お茶の水駅前店:矢代

    来日も待ち遠しいREGIONAL JUTICE CENTERの新作12インチ。ブルータル過ぎない90'S POWERVIOLENCE CLASSICなサウンドでタフに攻めつつも、ブラストからD-BEAT、ドゥーミーな雰囲気からファスト・パートへの展開を違和感なく繋げるスマートさは現行ならではのセンスを感じます。これをドラム叩きながら歌ってるって考えると悶絶モノです...。前作同様プロデュースはWill Killingstorth(ORCHID etc)、アートワークはMark McCoy(CHARLES BRONSON etc)の強力コンビ。YOUTH ATTACK直系のRAWなハードコアが好きな方にもお勧めの作品です。





    AT ONE STROKE / A STROKE OF GENIUS
    IMPERIUM / IMPR101 / 営業部:青砥

    待望の3rd。学生の頃にコピバンやってた自分としてはアットワンの新譜が出るってだけでブチ上がり案件なんですけど、やはり一切ブレてなくて最高です。極悪×重厚×キャッチーの三拍子がっつり揃えて原点を突き詰めた不変の重鎮ニュースクール・ハードコアなんで安心して腕ブン回してください。廃盤で長らくプレ値が付いていた名盤2nd『AN ILLUSIONISTIC WORLD』もジャケ新装で再発しましたのでそちらも是非!


    【過去レビューはこちら】
    ■STAFF REVIEW vol.01号
    ■STAFF REVIEW vol.02号

    ■STAFF REVIEW vol.03号
    ■STAFF REVIEW vol.04号
    ■STAFF REVIEW vol.05号
    ■STAFF REVIEW vol.06号

    ■STAFF REVIEW vol.07号
    ■STAFF REVIEW vol.08号
    • 前の記事へ

      【発売中!!】宮藤官九郎率いるショートコアパンクバンド"画鋲" 1stアルバムとラストアルバム同時発売

      PUNK

      2019.10.09

    • 一覧へ戻る

    • 次の記事へ

      【OLEDICKFOGGY】メンバーTAKE無期限休養と新ベーシスト・オーディションのお知らせ

      PUNK

      2019.10.04

    • 一覧へ戻る