2025.12.04

「あなたを好きな理由」 2025年の出会い
2025年、最凶の作品と言えばこちらでしょう。
国産ビートダウン・ブルータル・デスメタル集団DCの1stとの出会いは私の脳天をぶち抜き、昇天しかけるような衝撃的なものでした。
爆走ブラスト~極悪というよりは邪悪過ぎるスラムパートは刺激的すぎてアドレナリン中毒に拍車がかかるレベル。また、hiphop要素も取り入れており浮遊感のあるアウトロ曲"・°・.○u↺r○.・°・"も一枚通して聴くと明らかに異色ではあるがそういった音楽性の幅広さを持ち合わせているのがDCなのです。
そして会場がまさにスラムへと化すライブパフォーマンスと、覆面姿のメンバーの出で立ちが相まって犯行現場を目撃してしまったかのような感覚に陥るものこのバンドの怖いところ。DCはピットを明るく照らすニューカマーであると共に、見てはいけないモノを見てしまった―という罪悪感から知らず知らずのうちに共犯者に仕立てあげられるような物騒さを持ち合わせた超凶悪集団なのです。個人的に「DMC」は今年イチの収穫と言っても過言ではありません。
-松原(商品部パンク)


PATROLTIME
「cut up (7")」
EXCLAIM再発の興奮冷めやらぬ内にリリースされた現行ファストコア期待の新生。初回入荷分即完、その後何度かの再入荷も軒並み完売。売れ行きもファストに駆け抜けたPATROLTIMEの登場だ。
80年代から現代まで続くハードコア史において、およそ40年分の歴史から学び、影響を受け、己のスタイルに還元し放出する。これこそ未来を担うハードコアバンドのあるべき姿であると、アタシは思うワケ。何が言いたいかというと彼らが影響を公言するバンド(JOHNS TOWN ALOHA、EXCLAIM、TOTAL FURY etc...)がアタシの好みドンピシャでそりゃ最高よって。
そんな彼らの放つサウンドはまさしく""原始的""なRAW SPEED THRASH。なにしろ速い。速くてうるさい。徹頭徹尾、ぶっちぎりのレイジングファストコア。こ~ゆ~の好き〜
-西谷(新宿パンクマーケット)


GREEN DAY
「Warning 25周年記念デラックス エディション (4CD)」

GREEN DAY
「SAVIORS' (edition de luxe) / セイヴァーズ(デラックス・エディション)」
GREEN DAY
「Saviorsツアー日本公演」
音楽を聴くきっかけになったバンド、GREEN DAYの来日公演のネットニュースを見た瞬間、僕はすぐにライブの抽選を申し込みました。
思い返せば思春期真っ只中の中学生時代毎日のように聴いて、人生で初めて買ったCDも『Dookie』でした。
2公演当選し、当日絶対に体調不良みたいなしょうもないことになりたくなかったので、ライブ当日まで、
毎日イソジンで手洗いうがいを徹底してました。
大阪公演では後ろのほうで、まあまあショックでしたが、名古屋公演では神番を引き当てたため、最前列で見ることができました。
メジャーどころ中心にやっていましたが、日替わりでセットリストを1曲変えていたらしく、
大阪公演で『kerplank』の『Who Wrote Holden Caulfield?』のイントロが流れた時は、興奮しすぎてさぶいぼが全身に立ち散らかしました。
個人的にLook Out期がかなり好きなので、 自分の人生史上一番沸いた瞬間でした。
-宮田(大阪店)
いつも通りの時間に起きて、日が昇るまであと一時間、まだ暗い中をいつも通りのドアを開けて犬の散歩に出かける。大体毎日同じ時間帯に散歩している人や犬達は顔見知りになり、自然と挨拶から与太話までするような関係になる。おそらく同じような出勤時間で同じようなリズムで生活しているだろう人たちとの交流はつかず離れずの心地良いものだし、仕事内容や相手の名前すらお互い知らないのも個人的にはとても新鮮。この日も豆柴の福ちゃんやコーギーのリンちゃん、黒ラブのランちゃんとかとワチャワチャ挨拶を交わし、散歩も約半分経過、見晴らしの良い夏場には菜の花畑が綺麗な小高い丘に到着した所で不吉な痛みがお腹を襲ってきた。これは家まで持つやつか、家まではあと30分、どうなんだ、持つのか、全ての意識をフル動員し自分に問いかけている間に鈍い痛みは増幅していく。どんなにゆっくり進んだとしても、歩みを止めない限り問題はない(©孔子)とはよく言ったもので、動き続けるしかない、そうだ、ひとまず家に向けて歩を進めるしかない。一歩一歩早歩きを試みるも、その振動は残酷なほどにカウントダウンのスピードを上げていく。もうだめだ。諦めかけたその時、山への入り口のような、木が生い茂る林が目に飛び込んできた。砂漠でオアシスを見つけたかの如く安堵する心と、最中を犬友に見られるかもしれないというヒリヒリ感。迷っている暇はない。動け、足。入山し犬を立派な木に繋ぎ少し離れた場所に座り込む。
無事すべての不安から解放された目の先には綺麗な朝焼けが広がっていて、なんだか自然と一体になれた、そんなピュアな気持ちが芽生えた事に驚いたし嬉しくなった。
2025年、アメリカの大学生達が鳴らすピュアでエモーショナルな音をはじめて聴いた時、2025年にこの音が鳴っていることに感激したし、アートワークから何からそのクオリティーは隅々までオリジナルへのリスペクトで埋め尽くされている感じに非常に好感を持ちました。来日を激しく希望。そして何より、この音を聴いた時、真っ先にあの日の朝焼けを思い出しました。
-金社宅(商品部パンク)


チロリアン・テープ・チャプター4
「Red Guitar (2025 Remaster)」

チロリアン・テープ・チャプター4
「the first session with Tiroleantape Chapter 4 (2025 Remaster)」
この記事を書くにあたり、今年を振り返って何よりも輝く作品、それがコチラ。元々自分にとっての大切な思い入れもある言わずもがなのド名盤を、様々なご縁のおかげで、オリジナルのリリースから25年を経て初の再発をさせていただきました。
オリジナルは市場在庫がほぼなく、このままでは若い世代に届かないのでは、そんなのあまりにもあまりにも勿体ないと思い、勢いのままにアタックさせてもらったところ、快くOKをいただきました。
2025年3月末に”Momo-Sei"としてのイベント出演のため、東京に来られていた吉野桃子さんに完成したばかりのレコードを手渡しできた時は感極まって泣いてしまい、優しく受け止めてくださった吉野さん、そしてその様子をニコニコ笑顔で撮影してくださった聖さんには感謝してもしきれないし、自分の人生にこんなことが起こるのか、人間ていいなと思いました。あの陽だまりの中の駐車場での授与式が、今年の、いや、自分史上最高のハイライトです。25年前の自分がそう感じたように、これから先も、多くの方にこの作品が届きますように。
-笹野(商品部パンク)
チロリアンテープチャプター4の再発をさせていただくにあたり、メンバーさんとコンタクトをとるため、まず荻窪のトップビートクラブに向かいました。2024年6月16日のこと。この日出演されるハウリンハチマにはチロリアンテープチャプター4のウラ・デ・ジョリンゴさん、そしてDJにはチロリアンテープチャプター4のネモトさんがいらっしゃるのでご挨拶をさせていただくために突撃し、そこから紆余曲折を経て幸運にも再発の話を進ませることが出来ました。その後の7月16日、同じくトップビートクラブにてネモトさん主宰のDECKREC NIGHTに行き、そこに山名昇さんもDJで出られてました。
山名さんとは2019年に知人を通じてご紹介をいただき、烏滸がましいながら親しくさせていただいていて、お洒落で上品で、繊細な愛情に満ちたお話を(幅広い音楽のお話、植物のお話、愛用の無印の文房具のお話など)たくさん聞かせていただきました。そのどれもがベストオブベスト。
山名さんは2020年末頃から体調を崩され、入退院を繰り返しながらもDJや洋服屋さんの店員さんをされていて、そんな中でもいつお会いしても山名さんは山名さんで。
この日のDECKREC NIGHTにて撮影させていただいた山名さんとネモトさんの2ショットは本当にかっこよくて、がっつり肩を組んでDJブースでやんちゃな笑顔をされているお二人の、この最高の写真を自分のスマホのフォルダで見返す度に、なんて良い写真なんだろうと思います。
もう山名さんに音楽の話も植物の話も、海の向こうのバンドやライフスタイルの話も、千鳥格子の話もしてもらえないけど、山名昇さんという一人の方と出会えたことの素晴らしさをどう表現したら良いのか分からない。いつか山名さんとまた会えた時に色んなお話を出来るように、色んな音楽に触れてネタを集めておきます。
-笹野(商品部パンク)


STIV BATORS
「IT'S COLD OUTSIDE (7")」
今年の出会いって、そうねぇ。色々あったと思います。バンドも見たしレコードも買ったけど、弊社では取り扱ってなかったり、パンクのアーティストじゃなかったりして。ライブを見れて最も最高だったのは、ダントツでウェンブリースタジアムのアリーナで見たオアシスなんですけど、ハイ(ドヤッ)。あと、おとぎ話のライブも素敵でした!
さて、本題です。我らがスティヴ・ベーターズ様の屈指の名カバーの7インチが再発されたのです。これは嬉しかったですね。原曲はクワイア(「冷たい初恋」という邦題の付いた国内盤あり)で、近年では台風クラブもカバーしてます。僕もバンドでやってました、ハハ。
それとジャケがストーンズへのオマージュで、これもまた大変良い。ファントムのギターの存在感もバッチリ。B面も極上ナンバーだぞ!です。
最後にこの曲の思い出でも。パワーポップを聴き漁りたい!って思っていた頃、偶然にこのカバーでスティヴのボーカルを耳にして、なんですかこのクワイアのカバーは!?と唸ったものです。仕事中に。
…まあ、ほんとはコレ、去年の夏に出たものなんですけどね。年末入荷でギリギリに買ったもんだから許してください!
-出野(ユニオンレコード渋谷)
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