2026.02.06



AUTOCRATICS
「No Time To Waste! (LP)」
バレンタイン、そしてパンク。考えれば考える程宇宙の深淵を覗き見るようなこのテーマにどう向き合うべきか。寒暖差の激しい季節の折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマが「ただただ好きって伝えたい。だってバレンタインなんだもの。」ということでただただ好きなバンドを紹介させていただきます。
THE AUTOCRATICSです。私がこのバンドと出会ってからもう10年以上が経っていることにびっくり。初めてライブを見たのはたしか2013年の下北沢シェルターでのTHE AUTOCRATICS、Oi-SKALL MATES、THE RODEOSの3マンでした。SKAがどんなものかも良く分からないままに、ただただ、カッコイイ、ライブがなんかよく分からないけど楽しいという感覚でした。それから何年も経った2026年、待望の新作「No Time To Waste! 」がアナログで、しかもイタリアのKOB RECORDSからリリースと相成りました。本作をこうしてディスクユニオンのレビューコーナーで紹介できることがとても光栄です。
楽曲のセンスの良さ、国内外問わず精力的なライブ活動(まぁまぁ人数多いのに)、メンバーさんのナイスなお人柄、あとビジュが良い。何年経ってもずっと、バンドとしてカッコイイ。そういったもの全部をひっくるめて、THE AUTOCRATICS、通称オークラさんが大好きです。
「時間を無駄にするな」そのタイトル通り、時間は有限で全てに於いて等しく与えられた唯一のものであり、だからこそその中でどう生きるか、どう輝くかを考えることが必要なんだと思いますが、オークラさんが歩んできた時間はきっとどれもが最高で、しんどい時期もなんだかんだと乗り越えて、今を楽しく、開拓していこうというメンバーの思いがあるのだと。勝手ながら一人のオタクの意見としてそう思います。なぜならライブハウスでお会いすると、ウェルカムな雰囲気でいつも笑顔で迎えてくれるからです。本当に、良い時間を過ごしているバンドだなぁと思います、何年経ってもナイスなバンドでいてほしいです。,
-笹野(商品部パンク)


MAN FRIDAY
「DISCO-GRAPHY 1999-2001」
バレンタインといえばマイブラ。そして空目するのがマンフラ。
これが約2年という短い活動期間を初期初動のままに駆け抜けていった"MAN★FRIDAY"のすべて。
初めて聴いたときは衝撃だったね。もう最高だよ。
ハードコアのスピードとエナジーを保ちながらも、その枠にとどまることなくオルタナネイティヴに展開していく楽曲は痛快で抜群にカッコよかった。中でも『BLACK SHEEP』には感動したよ。まさか日本にMINUTEMENのカバーをプレイしてるバンドがいるなんてさ!(笑)
正直俺はただひたすら曲を聴いてるだけで、彼らのことはあんまり詳しくないんだ。実はビデオもまだ観たことがないしね。今どきVHSを入手するのは簡単じゃないだろ?もう長いことDVD化を待ってるんだ。本当は彼らのショウを生で観てみたいんだけど、それは叶いそうもないしね。どうせだったらDVD付でレコード盤をリリースしたらどうかな?少し前のBEYONDSの時みたいにさ!絶対それが良いよ。だってもったいないだろ?MAN★FRIDAYは最高のバンドなんだからさ。大体このCDがリリースされたのも20年近く前のことだろ?絶対再発するべきだよ。その時は俺が案を出したってことにしておいて(笑)。それくらい大好きなんだ。
遅かれ早かれMAN★FRIDAYが再評価される未来は確実に来るだろうね。間違いないよ。
-西谷(新宿パンクマーケット)


SHITBIRDS
「FAMOUS RECORDING ART」
バレンタインデー!!マイブラの名前の由来は邦題を『血のバレンタインデー』というホラー映画から取られてるそうです。字稼ぎじゃありません。
僕がエイプリル・マーチ嬢を知ったのはタランティーノの『デス・プルーフ』('07)のサントラからでしたが、ラストシーンでかかるあの曲に痺れっぱなしの中3でした。じゃあシットバーズはなんで知ったのか。これがさっぱり思い出せんのですよ。ただ、一曲目からハニーカムズだし、イージービーツのカバーも入ってて最&高というわけです。
極め付けは6曲目。元気のいいドラムから始まってバリバリのギターが炸裂。マーチ嬢のキュートなボーカルがトッピングされたタイトナンバー!初めてアルバムを聴いた時はこの曲で完全にやられました。ちなみに原曲はジーニー& ザ・ビッグ・ガイズというバンドで、これがまた極上のマージービートなんです。
では、チョコレート喉に詰まらせないようにお気をつけください!
-出野(DP6)
バレンタインらしい自分の好きなPUNKのアルバムはMUFFSの1STです。
歌詞も女性目線の甘酸っぱい恋の内容ばかりで、その歌詞と間反対を行くハスキーなボーカルがかなり個人的に面白いです。このレビューを書いている時に思い出しましたが、レコードとCD合わせて3枚持っているので、このアルバム自分だいぶ好きだなと実感しました。
バレンタイン当日部屋の隅っこで一人で聴きたいアルバムです。
-宮田(DOK)


JOHNNY THUNDERS & PATTI PALLADIN
「COPY CATS」
フランス映画『Mona et Moi』にはジョニー・ヴァレンタインという、明らかにほかの登場人物とは異なるただならぬオーラを放つミュージシャンが登場する。その役を演じている(ほとんど素なのはご愛嬌)のが、他ならぬジョニー・サンダース!
その映画出演とほぼ同時期にリリースされ生前のディスコグラフィーとしてはラストアルバムとなってしまった激渋50~60'sカバーアルバム『Copy Cats』は、お菓子を売りたい企業のマーケティング戦略にものの見事に踊らされながらも酸いも甘いも噛み分けていった現代人の心にもきっと沁み入るはず。
素晴らしいB面の中でもイチオシなのがTwo Time Loser。タイトルからして同じ過ちを繰り返してしまう人々の悲哀が詰まってる。ジョニー・サンダース以外の誰にこんな張り詰めた歌い方ができるだろうか。
その原曲は、あまりにも過小評価されているブルースギタリストTarheel Slimと妻Little AnnのR&Bデュオによる悲痛な一曲(アウトロでがっつり主張するAnnの泣き真似は少しノベルティっぽい)。そんな曲をサラッと選んでしまうセンスたるや。
この曲をはじめ『Copy Cats』の選曲は本当に渋すぎる。ニューオーリンズ で本作と地続きになるアルバムを作ろうとしていた矢先に彼は旅立ってしまった。悲しいけれどその分『Copy Cats』を繰り返し飽きるまで聴いてしまおう。聴く度に発見がある素晴らしいアルバムがここにあるじゃないか!
真冬の寒空の下こんな夢想を繰り広げているオレにはチョコレートじゃなくてラッキーストライクをください
-須田(ROCK in TOKYO (渋谷))
さてどんな事を書こう?バレンタインにあまーい思い出なんてないしとにかく好きな作品を紹介しようということで、名前を出すのも憚られる嘔吐処女団を挙げました。とんでもない名前なんだけどずっと好きなバンドのひとつ。ワタクシが大好きなレーベル殺害塩化ビニールから88年にリリースされた「欲求不満の白雪姫と7人の小人達」。ギャルバンで、ライブ映像とか見るとマジでめちゃくちゃ普通の女の子。それなのにこんなきったね〜音出すから本当に堪らない。望みはかなり薄いですがどうかカセットの音源もコンパイルして再発してくれないかな~。
-松原(商品部パンク)
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