2026.03.06

卒業シーズンであろうがなかろうが、別れなんて様々な形で暮らしの中に蔓延っているもので、そういう瞬間があるからこそ日々が潤うもんです。
昨年7月にジョージア(旧グルジア)の交換留学生の女の子と知り合ったのですが、8月頭に帰国を控えていたので共に過ごせる時間は1ヶ月も無く。自分と奥さんの休日を全ベットして、ラスト1ヶ月のジャパンライフを彩らせていただいたわけですが、終わりが分かってるからこそ起こせたアクションだったなとしみじみ痛感させられ、価値観を人生規模で塗り替えられました。
卒業式でどう頑張っても泣けなかった自分でしたが、今回ばかりは空港でのお見送りの際に3人でホロリ。いやー別れって良いもんです。
といっても、便利になり過ぎた恩恵を受けて未だに連絡は取り続けているので、きちんとした別れっていうわけでもないのですが、ひとまずシーズン1-ジャパン篇<出会いと別れ>-は終え、現在はシーズン2-ジョージア篇<再会>-の制作準備中。
たった1ヶ月の濃過ぎる時間を経て、「さよなら」で始まり「これでいいのだ」を経由し「孤独な戦い」で締めるbachoのこの1枚が、より沁みる人生になってしまいました。
-吉澤(池袋店)
卒業シーズンにちなんで出会いと別れにまつわるタイトル、、、
別れの季節にみんなが抱える想いにそっと寄り添ってくれる一枚をこっそり紹介ということで、、悩んだ末にこれもまた記録として、書かせていただきます。
先日信じ難い訃報が飛び込んできました。薄らと覚悟はしていたものの到底受け止められるものではありませんでした。LUNA SEAのドラマー真矢さんです。闘病の末、まだ56歳という若さで、今でも信じられません。
1993年に私は彼らの3作目、メジャーとしては2ndアルバムである「Eden」に出会いました。文字通り自分の人生の光となったバンドで、こんなすごい音楽(そのすごさをすごいとしか表現が出来なかった)を奏でる人たちが存在することに中学生ながらに衝撃を受けました。当時まだ少ない情報の中で、彼らの初ライブが町田のプレイハウスで行われたことを知り、軽音楽部でコピバンをしていた兄と町田にいる親戚のおばちゃんを頼って中学生ながらに初めてプレイハウスに行った時の高揚感は今でも忘れません。今でこそ聖地巡礼という言葉がありますが、あれこそが私の人生初の聖地巡礼でした。その後プレイハウスは町田駅の近くに移転となりますが、旧プレイハウスは巡り巡って2011年に町田Nutty'sとして再開。オーナーはオイスカルメイツのシムさん。この映画みたいなシナリオにオイスカファンでもある自分は痺れました。
ご縁があって自分もそのNutty'sにて拙いDJをさせていただくことも数回あり、プレイハウス時代から変わらず使用されているというでっかいスピーカーから音が流れた時の感動は筆舌に尽くし難いものがありました。こっそりDJブースで泣きました。オタク冥利に尽きるとはまさにこのこと。
中学~高校時代、LUNA SEAのメンバーがパーソナリティを務める深夜ラジオで洋楽を知り、パンクやメロコアや幅広い音楽やカルチャーの魅力を知り、それはまさに自分の中での礎となっていきました。
休止期間などもありながら、それでもずっと5人を崩さずにいてくれたことにどれだけの人が救われていたかと思います。私もその一人でした。
訃報に際して、いつ何時も5人だった名前が4人だったことに現実を受け止められず泣きました。渋谷公会堂、東京ドーム、横浜スタジアム、東京ビッグサイト、その他諸々、色んな景色を見せてもらいました。東京ドームでグルグル回転しながらのドラムソロで声を張り上げた真矢コールはとても楽しかったし、ド派手なドラムソロからJさんとのベースソロ、あのテッパンの流れが最高でした。誰よりも華があるドラマーで、これからも自分の中でその存在が変わる事はありませんが、とりあえずは一旦、真矢さん、ありがとうございました、お疲れ様でした。
-笹野(商品部パンク)


SEX PISTOLS
「GREAT ROCK'N'ROLL SWINDLE」
僕、いちおう高校まで卒業することができたんです。でも最後に卒業式で泣いたのは小学生の頃。しかも、もらい泣きだったような。中学生になってから『ゾンビ』とか『ゼイリブ』を観たら、まったく同級生の素敵な人間どもになんて共感できなくなりました。地獄だ…地獄の恐怖だ。
中3の受験期のことです。勉強しないでドアーズの1STとピストルズを聴きまくってた頃、『ザ・グレイト・ロックン・ロール・スウィンドル』の存在を知りました。確かにオリジナル・アルバムではないけど、素晴らしい内容じゃないですか!ルースターズもカバーした“SILLY THING”のかっこよさ。アレはパワー・ポップですよね。
その中でもずば抜けて、やっぱりシドの魂がこもった“MY WAY”が泣けます。僕は昔からずっと自分の葬式ではこの曲をかけてくれと悲願してるほどです。僕の友人の映画ライターさんもこのカバーに関してはフランク・シナトラを越えてると賞賛してました。
ついでに思い出すのが、若き日のゲイリー・オールドマンがピザを食べながら全力でシドになり切る『シド・アンド・ナンシー』。ガラス突き破っちゃうシーンなんか最高ですね。
あ、卒業おめでとうございます。ダスティン・ホフマンになれない方が幸せかもよ。
-出野(ROCK in TOKYO (渋谷))
別れの季節の次は、新しい出会いが待っているということで。新しく出会い、衝撃を受けたバンドTHE MOLOTOVS。そんなバンドの1stアルバムは、UK PUNK、NEO MODS、GARAGE REVIVAL辺りを好む人には最高の出会いになるでしょう。新たなバンドとの出会いは素晴らしいものだと。そこから人生を豊かにできる存在になる音楽との出会いを体現できるのはまさにこのアルバム。 PUNKの1STはめちゃくちゃ大事な存在。それが多くの人への新たな出会いに繋がるでしょう。
-池田(池袋店)
私の中で、出会い、別れ、PUNK=BUZZCOCKSっしょということで。このバンドの話を少し。Velvet UndergroundのSister rayやりたい!バンドメンバー募集!そんな貼り紙を見て、ピート・シェリーのもとに集まったハワード・デヴォードたち。そんな彼らが作り出したファーストEPそれがSPIRAL SCRATCH 。四人が真顔で集まったこのジャケデザインは秀逸ですね。しかし、デヴォ―トはその後”ムーヴメントが好きじゃない”とかですぐ脱退。まぁメンバーの脱退なんてバンドやってりゃよくある事。BUZZCOCKSはその後、解散して再結成してを繰り返すわけだが。2001年にシェリーとハワードが二人でShelleyDevotoの名義でアルバムを出した。二人がそれぞれのやりたい音楽をやるために別れ、再び出会った瞬間である。ファンとしては、結構感動。BUZZSOCKSのファーストEPにはそんな出会いと別れが詰まっていると思う。
-和田(池袋店)
大学を除籍になった私が通りますよっと。
青春時代、私のフェイバリットでありましたSENSELESS THINGSの名曲"Too Much Kissing"。「We don't get the time now(今は時間がない)」と繰り返す歌詞とVo.マーク・ケッズの少年のような歌声が、誰もが抱えるであろう“若さ故の焦燥感”的なヤツにピッタリで、御多分に洩れず私もそんな若きパトス迸るキャンパスライフを送っておりました。正直他の曲は今聴いてもいまいちパッとしないんだけど、パッとしない日々の中でこそ輝く特別な思い出があって、思い返せばそのすべてが美しい記憶として残る みたいなもんで、一枚を通して聴くからこそ"Too Much Kissing"がより良いわけです。このアルバムを聴くと仲間たちとの日々がふっと蘇る。すぐにコロナがやってきて、マーク・ケッズは死んで、私は除籍となったわけなんですが。
かつては毎日のように顔を合わせ、酒を酌み交わし馬鹿なことで笑い合っていた仲間たちも、今はどこで何をしているのやら。いなくなったのは俺の方だったんだけど、本当は俺もみんなと卒業したかったんだ。決して長くはなかった大学生活、あの頃みんなに出会えて本当に良かった。もう二度と会えなくても、友達と呼ばせて。
-西谷(新宿パンクマーケット)
ここ最近物心ついたんで(oh..Baby...)卒業式とか全く記憶にないけどよくよく思いだしてみれば清々するわ!と思っていたような気がする。
名残惜しいと思ったことないです。出る喜びを感じる。(内川)
でもたまに思い出して、もしかしたら…あれって❝輝き❞だった…?と思ったりするわけ。
それでこのアルバムの『Sydney, 2000』て曲が好哈(ハオハオ)で、なんかそれって…❝輝き❞だったかも…みたいなことを歌っているよ。
あったか春の日差し朗らかDAYにチャリ乗りながら公園で聴くのがおススメ。そういうジャケットだしネ。
-高橋(池袋店)
先日店舗でピンク・フロイド原盤試聴会が開催されたタイミングでニック・メイスンのプロデュースなのを思い出してふと聴いてみたMUSIC FOR PLEASUREにちょっとハマっている。
問題作というイメージが先行しているタイトルなので奇を衒ってんじゃねえよという煽りがどこからともなく聞こえてきますが、もうすぐ亡くなって一年経つBRIAN JAMESのDAMNED脱退前最後のアルバムなので出会いと別れにまつわるタイトルとしてピッタリでしょう!卒業式より泣けるぜ!(ちなみに卒業式で泣いた経験あります、、)
B2:ALONEは同時代のハードロックバンドに引けを取らないほどスリリングな演奏で、BRIAN JAMES筆頭にみんな存分に異才っぷりを発揮している。LU EDMONDSもすごい。
ラストを飾るYOU KNOWは、サックス奏者LOL COXHILLをゲストに招き、渇いて冷め切ったFUN HOUSEもどき(最高の褒め言葉)を展開する。
この予測不能路線でもっと聴いてみたかったと思っちゃうけど、やっぱりそれは野暮ってもんですね。
サブスクやCDだと、シングルカットされたSTRETCHER CASE BABYのB面(B面の話ばっかりですみません)SICK OF BEING SICKがボーナストラックとして聴けますが、こっちも最高!
-須田(ROCK in TOKYO (渋谷))
中学校に、アメリカから来たバリーという英語の先生がいました。
「先生」といっても、授業中にはリスニング教材の話し方がわざとらしすぎておもしろかったとのことで、下を向いて顔を真っ赤にして笑っているような、友達という方がぴったりな存在でした。
そんなバリーは主にインディーロックが好きな音楽オタクで、私も音楽が好きなことを知ると、時々メモ紙に書いてバンドの名前を教えてくれました。
そのひとつが、"PINEGROVE"でした。
当時の最新作だった"CARDINAL"というアルバムを聴いて、とても好きになりました。20代になってからはレコードも入手することができ、今もとくによく聴いているお気に入りの一枚です。
暖かみと麗らかさのあるギターの音にバンジョーの音も重なる#1 Old Friendは、ライブで大合唱もおこるバンドの代表曲で、一気に惹きこまれます。#2 Cadmiumでは肩の力が抜けるようなアコースティックギターの優しい響きのなかに、メロディーは、細い針先が刺さるような繊細に表現された切なさがありますが、それでも、ヴォーカルやそのあとの曲の展開で表現されるような解放感が溢れている一曲です。さらに、特にお気に入りの曲は5.Visitingです。こちらはレコードではB1に収録されていて、沈黙が少し空いたあとに聴く、曲の始まりのギターの音は、音の数は少なくても様々な想いが結晶になったような美しい響きを持っていて、アルバムの中でとても好きな場面です。
どんな季節にも聴きたくなりますが、アルバムの曲は1. Old Friends~8. New Friendsと配置されていて、今回のテーマにもぴったりかな、と思いました
-荒井(商品部パンク)
日本語は難しい。日本人でも良くわかってないのに海外の方にとっては本当に難しい言語だと思う。
「橋」「箸」「端」同じ「はし」でも色々な意味があり、漢字やシチュエーションが想像できてないと使い分けるのなんて到底無理。「橋の端に置いた箸」なんてもう???でしょう。
この手のやつで「チャウチャウちゃうんちゃう?」が一番有名かと思いますが、自分なりに考え「取りにくい鶏肉を取りに行く」が出てきた時、最高傑作を出してしまったと震えました。これ以上のものを産み出した方はご一報ください。
小谷美紗子のアルバム「Then」に収録されているイースタンユース参加の「音」。
土砂降りのようなイースタンの演奏、電話が切れた「音」を吉野さんが絞り出し、吐きつける。日本語の美しさとと儚さ、奥行、完璧すぎる楽曲。
サヨナラだけが人生だし、イジイジこねくり回し手垢だらけに汚れちまった悲しみを抱えて、毎日ヘラヘラしながら生きてくしかないんだよ。捨て去ることが卒業じゃないし、卒業しても抱えたままでいい。
-金社宅(商品部パンク)
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