PUNKスタッフによるオススメの1枚!! "STAFF REVIEW"

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2019.11.29

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BOOZE & GLORY / HURRICANE (国内盤)

DUMMY HEAD RECORDS / DHRC044 / 新宿パンクマーケット:石井

COCKNEY REJECTSの正統後継者、と勝手に思っているロンドンSTREET PUNKʺBOOZE & GLORYʺの5thアルバム。現行シーンでこれだけキャッチーなシンガロングアンセムを連発してくるのはほとんど彼らくらいなもんで、世界規模の人気も余裕で頷けます。シリアスな雰囲気の楽曲も昔より増えてきましたが、「Three Points」みたいなCOYI的精神に溢れたB&Gも未だ健在なのでご安心を。ちなみに『LONDON SKINHEAD CREW』でおなじみの彼らですが、ポーランドやスウェーデン出身のメンバーが在籍していたりと、イメージに反して実は多国籍バンドだったりします。





ICONOCLAST / DOMINATION OR DESTRUCTION (LP)

SEALED / SEAL004 / 営業部:時田

同名の名バンドが金沢とニュージャージーにもいますがこちらは80'sカリフォルニア産ICONOCLASTの音源集LP。リマスターによって余分なモコモコ感が拭い去られてシャープになった音像が緊張感と破壊力をよりダイレクトに伝えることに成功していて素晴らしい。シルクの質感含めてジャケットは完璧だし、かっこいい写真やアートワーク、フライヤー満載のブックレットも超充実。P.E.A.C.Eコンプとブートの7インチくらいでしか今まで聴いたことのなかったモグリですがこれは手放せない一枚になりそうです。





KiM / WEST KYOTO H.C

FRONT OF UNION / FOUM026 / 千葉店:内澤

京都の狼!KiMの過去の名曲たちを再録、再編した15曲を収録したアルバムの待望の最新作です。イメージは最初の2曲までで決まってしまうと思いますが、1曲目は16年作の名作「名もなき矜持」でも1曲目だった「名もなき夜」から始まり、そして畳み込むように続く2曲目は盟友BEYOND HATEとの大名作SPLIT収録の「不退転」とブチ上がること間違いなしの流れでパーフェクトです。どこを斬っても熱いライブを思い出すこと間違いなしの名曲がズラリ、ロマンチックに言うならベストアルバムというのはこういうものを言うのでしょう。往年のファンにはもちろん、全ジャパニーズハードコア、そしてジャパニーズスキンヘッズ好きに聴いて頂きたい1枚。完全新作のリリース、そして来年のICEPICKで観られてこれまた大名曲の「徒花」でシンガロングできることを祈っております。





Firewalker / Firewalker

BREAK THE RECORDS / BTR010 / 営業部:安藤

BOSTONを拠点に活動を続けるFirewalkerの現在までのDEMO以外のリリースが全て収録された初CD音源。オールドスクールなUSハードコアの根っこを持ち、BOSTONレジェンドバンド達の影響を感じさせるようなスタイルかつ、なんとも極悪なボーカルが最高です。そんなボーカルのSophieはとっても美人さんで有名ですが、先日来日したKRIMEWATCHのベーシストEMMAと実の姉妹!この辺りの関係性もなんとも面白いですよね。そしてモヒカン、鋲ジャンみたいな分かりやすいイメージのパンク、ハードコアもいいのですが、割とラフに、ふらっとクラブに遊びに行く若者的な感じのノリのシーンが結構今のアメリカでは主流になりつつあるのかなーとか。兎にも角にもこれがBOSTONハードコア最前線だー、という一枚ですので是非チェックしてみてください。





Libérate / Discografía

BREAK THE RECORDS / BTR016 / 営業部:安藤

これは意外と知る人ぞ知る、というバンドなのではないでしょうか?それなのに聴いた瞬間ガッツポーズしちゃうような衝撃をくれたバンドです。今は現代POWER VIOLENCEの旗手として高名なACxDCのボーカリスト、セルジオが昔にやっていたバンドでありますが、分かりやすく言ってしまえばFAST化したLOS CRUDOSです。格好悪い訳がないでしょう。スペイン語を用いた独特の語感で繰り出されるボーカルは否応なしにグッときます。彼らの初めてのライブが収められたトラックを含めて合計49曲収録の特大ボリュームを余すことなくお楽しみください。それと、これは余談ではありますが、「¿Hispano? ¡No!」という曲が収録されているのですが、この冒頭で「宮迫、意外と絶好調」という色々タイムリーな空耳ポイントがありますので是非(笑)。







ACUTE / みだら

CREW FOR LIFE RECORDS / CFL080 / 渋谷パンク・ヘヴィメタル館:嵩原

ACUTEが2017年にCDとカセットテープのフォーマットでリリースしたEP「みだら」がめでたく12インチでリリース!!(拍手)ハードコアなんて枠をとうにはみ出しまくってる個性的な楽曲、カッコいいアートワーク、おまけにライブもすんごくかっこいい。もしメロディックパンクが日本で生まれてたら絶対これがスタンダードになってたはず...?とか色々考えちゃうぐらいです。ACUTEを『個性的』という個性の欠片もない言葉でしか紹介できないのが泣くほど悔しいですが、このリリースすごくいいのでぜひ聴いてください。





BEYONDS / The World Changed into Sunday Afternoon (10")

KiliKiliVilla / KKV088VL / 渋谷パンク・ヘヴィメタル館:小林

活動再開をきっかけにリリースされた1stアルバム『UNLUCKY』に続き、2ndミニアルバムもリマスター再発されました。オリジナルメンバー高杉大地脱退から横山健等のギタリストでライブを繋ぎ、後任でPEALOUTの岡崎善郎が加入して製作された作品。それまでの独自なスタイルに当時のUS ALTERNATIVE的なサウンドを取り入れた意欲作。個人的な思い入れは『UNLUCKY』の方が大きいですが、内容はこちらの方が好きです。付属のDVDには一般的に解散ライブと思われている1994年3月12日のライブ映像を収録(実際の解散ライブはその後に行われた同年3月20日の大阪心斎橋クラブクアトロ)。更に最初の復活作『シルトの岸辺で』のユニオン特典DVD-Rにも収録されたMV映像も追加。500枚限定ですが『UNLUCKY』のアナログも瞬殺で完売したのでお早めに。





WHITE REAPER / YOU DESERVE LOVE

ELEKTRA / DIN190927-029 / 新宿パンクマーケット:石井

以前はPOLYVINYLからリリースされていたUSガレージパンクʺWHITE REAPERʺの3rdアルバム。元々好きだったので職権乱用気味に仕入れるも、たいして売れずに戻ってくるのが常だった彼らがまさかメジャーに移籍するとは…。絶対人気ないだろと思ってました。SHEER MAGあたりと一緒にストレンジャー・シングスで流れていそうな、良い意味で古臭いロックンロール・ガレージポップは近年の80年代リヴァイバルに通じる部分もあり、一周回って時代が追いついてきた感があります。メンバーからシティボーイな香りが一切漂ってこない感じも個人的に好感度高め。残念ながら好きだと言ってる人にまだあったことがないのですが、もっと評価されていいバンドではないかと。





V.A. (STEP UP RECORDS) / ...OUT OF THIS WORLD 6

STEP UP RECORDS / SURCD032 / 横浜西口店:斎藤

以前、某ディストロでも書かれていましたがライヴの最後にオマケで早くて短い曲をやったら、他の曲より良かったという。そんなことは起こりガチ?ですが、10年ぶりに出た最高な企画の1枚。1分縛りだからこそ展開詰め込まていたり、いきなりクライマックス!?な曲等、凝縮されまくってますが60バンド胸焼けせず最後まで楽しめます!!新たな好きなバンドを探すにもGOODな1枚。





TINY MOVING PARTS / breathe

HOPELESS / EKRM-1400 / 営業部:永塚

本作ʺbreatheʺを引っ提げて2020年の来日ツアーが今から楽しみすぎるTINY MOVING PARTS。休みの日の朝食のときに針を落とすと最高な感じのグッドメロディーです。Into It. Over It.周辺の音を聴いている方なら要チェック!!!





Mortify / Stench of Swedish Buzzsaw

OBLITERATION / ORCD147 / 新宿パンクマーケット:石谷

目の前で室伏にハンマー投げつけられたかの如く、身体を貫通した事も気付かせない物凄い速さと重さで駆け抜ける10分ちょっと。





TURNOVER / ALTOGETHER (LP)

RUN FOR COVER RECORDS / RFC200 / 営業部:時田

最高だった前作以上にとろとろでアダルトでバレアリックでソウルフルでドリーミーでムーディーでアーバンでチル×100。極上の夢見心地へと誘ってくれる桃源郷サウンド。これ聴きながら仕事してると些細なミスとか別にどうでもいいやぁとなれるのでおすすめ。





HOBBLEDEES / 月夜の星空

CANVALLEY TRACKS / NCJB001 / 吉祥寺店:笹野

待ちに待った、という言葉がこれほどしっくり来るシングルもなかなかないでしょう。ラスティック界ならずとも、ANNファン、深夜ラジオリスナーの心に寄り添う名曲が現体制による最高のアレンジでリリースされました!!C/Wにライヴで定番のバカ騒ぎナンバー『B.A.D』を入れてくるところがまた最高!!某氏の言葉を拝借するなら『絶頂期なんてない、今が一番最高』まさにこの一言に尽きます。





SEDITION / DEMO 1989 (7")

SCREAMING BABIES RECORDS / SCRM05 / 営業部:佐々木

2019年1月に奇跡の来日を果たしたスコットランド/ハードコア・レジェンド"SEDITION"の4曲入り1989年1stデモが30周年記念したリマスター再発盤。しかも初単独7インチ化で、さらに500枚限定!皆さんならご存知だと思いますがただのデモではございません、申し分ない音質です。是非アノ名曲でご一緒に「ホワァァーーイ!!」と叫んでほしいです。余談ですが、来日ライブに一緒に出演していた女性二人組バンド"Bratakus"はボーカルAngusの娘さん(どちらも美人)。さらにはドラムが打ち込み(iPhone)だったんで「あ、何かの理由で来れなかったのか」なんて思ったけど元々2人組バンドつう、めちゃめちゃパンクなスタンスで会場を盛り上げてた(「可愛い~」っても野次ってた奴も居た)。終わった頃には勿論Bratakusの音源買っちゃいました、ははは。






COUNTRY YARD / Greatest Not Hits

PIZZA OF DEATH / PZCA-87 / 大宮店:三浦

思い出すのは高2の夏、部活帰りに宇都宮HELLO DOLLYで観たライブ。これでもかと神々しい4人のヒーロー感は涙が出るほどカッコよく、今でも鮮明に脳裏に焼き付いてまいます。COUNTRY YARDの良さってメロディック一辺倒じゃない懐の深さと、他ジャンルに通ずるモダンな雰囲気だったりしますが、しっかり芯の通ったメロディックパンク。活動10周年を迎え、満を持してPIZZA OF DEATHからのリリース。いろんな意味でこれぞ日本のメロデッィクパンクの真骨頂。私とライブでお会いした際は是非一緒に大熱唱しましょう。



【過去レビューはこちら】
■STAFF REVIEW vol.01号
■STAFF REVIEW vol.02号
■STAFF REVIEW vol.03号
■STAFF REVIEW vol.04号
■STAFF REVIEW vol.05号
■STAFF REVIEW vol.06号
■STAFF REVIEW vol.07号
■STAFF REVIEW vol.08号
■STAFF REVIEW vol.09号
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