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レイ・パーカー・Jrのプロデュースでリリースしたランディ・ホール84年デビュー作。アーバン・コンテンポラリーの極致ともいえる内容の名盤が世界初CD化!
シカゴ出身のシンガー/ギタリスト、ランディ・ホール。ステイプル・シンガーズのバックで活躍したのちマイルス・デイヴィスのアルバムに参加し曲も提供。その後ジャズ・ファンクバンド、プレジャーのリード・ヴォーカル、ギタリストを経た後の84年に制作されたソロ・デビュー作が世界初CD化!レイ・パーカー・Jrがプロデュース、アーバン~コンテンポラリー、そしてもちろんAOR方面からも人気の盤でしたが、なぜか今までリイシューが叶わず。『ブラック・コンテンポラリー・ミュージック・ガイド』にも掲載の名盤がようやくCD化となります。
レイ・パーカー・Jrのプロデュースも勿論良い仕事ぶりなのですが(あまりにもレイ色が強い「A Gentlemen」辺りは特に!)、ランディ自身が全曲のクレジットに名を連ねている楽曲の素晴らしさがまずは特筆。アーバン・メロウの極ともいうべき哀愁ミディアム「Feel My Eyes」をはじめ、美しいメロディ、アレンジが悶えさせてくれる「I Belong To You」、その要素をさらに推し進めセクシーさを追加した「I Want To Touch You」などなど。それらの秀逸なアーバン・ソングにランディの哀愁感溢れる声がぴったりとハマっており、なかなか聴かれないレヴェルのアーバン・アルバムです。
RANDY HALL / ランディー・ホール