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黄金の声を持つ男、待望の17枚目アルバム
ブリティッシュ・ロックシーンにおいて、70年代より息の長い活動を続けているブルー・アイド・ソウルの雄、ポール・キャラックが17枚目のアルバムを発表されました。
1951年ヨークシャー生まれのポール・キャラックは、プログレッシヴ・ジャズロック・バンド、ウォーム・ダストで70年にデビュー。75年にはエースを結成、彼が作曲しリード・ヴォーカルをとった「HOW LONG」は全米3位の大ヒットを記録しました。70年代後半からフランキー・ミラー、ロキシー・ミュージックのサブ・メンバーとして、マイク&ザ・メカニックスやスクイーズといった有名バンドの中心メンバーとして活動、また様々なアーティストのセッションにも参加してきました。90年代中盤から本格的にソロ・アーティストとしての活動にシフト、以降1、2年に1枚ペースでソロ・アルバムを発表しています。
今回発売されるアルバム『ジーズ・デイズ』で、まず目と耳を奪われるのはその豪華な参加アーティストの面々ではないでしょうか。ベース・プレイヤーに長年のバンド仲間であるジェレミー・ミーク、リード・ギターにプリテンダーズやポール・マッカートニーのサポート・メンバーとしても知られるロビー・マッキントッシュ、ドラマーにスティーリー・ダン、ジェームズ・テイラー等ビッグ・ネームたちの中を渡り歩いてきたスティーヴ・ガッドという手堅いラインナップ。それに加え、ホーン・セクションを担当するのは70年代ソウル・ファンの方にはお馴染みピー・ウィー・エリス、そしてアルバム中5曲の作詞を担当したのがスクイーズ時代のバンド仲間クリス・ディフォードといった粒ぞろいの顔ぶれで、まさに期待を裏切らないブリティッシュ・ソウル・ポップの王道を聴かせてくれます。そういった期待通りのチューンが並ぶ中にあってやや異色を感じさせる部分としては、近年ポールはエリック・クラプトンのバンド・メンバーとしても活躍しているが故なのか、90年代以降のクラプトンの影響をかなり色濃く感じさせるナンバーが数曲収録されている点です。これらを聴いてニヤリとされる方も多いかと思います。今回はそこも聴きどころの1つとなるのではないでしょうか。
PAUL CARRACK / ポール・キャラック