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『ミュージックマガジン』 誌2009年1月号で坂本慎太郎氏 (ゆらゆら帝国) が2008年のベスト10に上げた、ピーター・アイヴァースが1972~82年に録音した未発表音源集がK2B2 RECORSから登場。
M-1~4、M-17は74年にリリースされたセカンド・アルバム “Terminal Love” からのデモ音源。代表曲である ‘Alpha Centauri’ はハーモニカのフレーズがSaxで代用されていたりと非常に興味深いアレンジを堪能できるし、‘Deborah’ はアレンジがかなり違う。
その他の楽曲は、結局完成を見ることが無かった自伝的ミュージカル “Nirvana Cuba” 用に書き下ろされた楽曲のDemo音源を中心に構成されており、M5~15までがそれに相当すると思われる。(M-16は詳細不明) 特に ‘Romance On an Airplane’、‘Free the Funk’,‘Happy on the Grill’ (内2曲は “Nirvana Peter” に収録) はピアノのみの弾き語りで、バンド・アレンジが加わる前の原型が窺い知れる。"CUBA" と名付けられたように、トロピカルなサウンドが耳を惹くアレンジで、クレジットによるとM-5~10、M-13、M-15にキーボードでヴァン・ダイク・パークス、スティール・パンでロバート・グリニッジが参加。‘Miraculous Weekend’ では、1977年にピーター・アイヴァースがプロデュースしたロッド・テイラー改めロデリック・ファルコナーがボーカルを取っている。
ピーター・アイヴァースの盟友であるビュエル・ネイドリンガーはこう言った。「僕の知る限り、マイナー・コードをハッピーに響かせることのできる唯一の人間だよ。」 今まさに、「語られなかった物語」 が紐解かれようとしている。
PETER IVERS (PETER IVERS' BAND) / ピーター・アイヴァース