PRESTIGE2作目。どこか品のあるパターソンのオルガンと、とにかく吹きまくるブッカーアーヴィンのテナーは意外と相性が良いらしく、自然と耳に馴染み心地よいグルーヴ感。本作以外でも何度か共演しています。
アッパー気味のA面とスロウなB面の展開も飽きさせず楽しい。超硬派に迫るオリジナル曲"SISTER RUTH"が圧巻。男気に溢れてます。サビに至っては突っ走り気味でつんのめってる!それを気合で乗り切っている感じで臨場感たっぷり。B1のタイトル曲は渋いブルースナムバーで、じっくり聴き惚れること間違いなし。パターソンのアドリヴが素晴らしいこのアルバム、ジャケもまた良し。
DON PATTERSON / ドン・パターソン