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ジャズ・オーケストラ×豪華ゲスト陣のスリリングな共演!。
現代ヨーロッピアン・ジャズ・シーンにおいて最も注目すべきビッグ・バンドのひとつが、スコットランド出身のサックス奏者トミー・スミスがディレクターを務める、スコティッシュ・ナショナル・ジャズ・オーケストラ(SNJO)です。
トミーがかつてゲイリー・バートン・クインテットで共に活動した盟友・小曽根真を迎えた、2015年リリースの最新作『ジュノーム〜モーツァルト・ピアノ・コンチェルト 第9番 K.271』(サンビーニャ・インポート PPSI-23143)も話題となりました。
今回新たにご紹介するのはモダン・ジャズ・シーンの巨匠から新世代ジャズの先鋒まで、実に多彩なジャズ・ミュージシャンが大挙参加したSNJOの2014年作です。
1967年エディンバラ生まれのトミー・スミスは16歳でレコード・デビューを果たし、80年代前半にまだ10代で頭角を現したサックス奏者。
ゲイリー・バートンのクインテットに参加した彼は、ジャック・ディジョネット、ジョン・スコフィールド、チック・コリアらと共演、ブルー・ノートやリン・レコーズから幾つものソロ・アルバムをリリースしてきました。
その活動の中で度々クラシック作品を取り上げてきた彼は、1995年にSNJOを立ち上げます。
スコットランドの若手ジャズ・ミュージシャン達を中心としたこのオーケストラは、デューク・エリントンからマリア・シュナイダーに至る様々なビッグ・バンド・ジャズから、コルトレーン、ショーターらの楽曲のビッグ・バンド・アレンジ、更にはピアソラ、スティーリー・ダン、『ジュノーム』で取り組んだクラシックまで、実に様々なレパートリに取り組んできました。
彼らは2013年に初のUS&カナダ・ツアーを敢行、その際ニューヨークのアバター・スタジオ、かつてのパワー・ステーションにてレコーディングされたのが本作です。
このレコーディングにはバンド初のアメリカ上陸を祝して数多くのゲストがソリストとして参加し、非常に豪華なものとなりました。
人気ジャズ・ギタリストのマイク・スターンがエネルギッシュなソロを披露した後は、デイヴ・リーブマンを筆頭に、ビル・エヴァンス、ジョー・ロック、カート・エリング、デイヴィッド・キコスキー、ランディ・ブレッカーら、大ヴェテランが大挙参加。
またダニー・マッキャスリンを筆頭に、クラレンス・ペン、ジョエル・フラーム、マイケル・ディーズら、現在のジャズ・シーンを牽引するプレイヤー達の参加も注目に値します。ミンガス、ショーター、コルトレーン、チック・コリア、マーカス・ミラー、リッチー・バイラークの楽曲をチョイスした、その選曲もひねりがきいています。
ビッグ・バンドならではのアンサンブルと、その特性を生かした見事な編曲。その上でのびのびとソロを取る豪華ゲスト陣。こんな贅沢なアルバムはそうありません。是非お聴き逃しなく!(新譜案内より)
SCOTTISH NATIONAL JAZZ ORCHESTRA / スコティッシュ・ナショナル・ジャズ・オーケストラ