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注目のイタリア若手ピアニスト、エンリコ・ザニシ弦楽四重奏を交え、ルーツであるクラシックのサウンドをより深めた作曲家としての才能も遺憾なく発揮した作品!人気クラリネット奏者、ガブリエレ・ミラバッシ参加!!
◆イタリアの注目若手ピアニスト、エンリコ・ザニシは1990年ローマ出身。2007 年わずか17 歳でマッシモ・アーバニ・アワーズを受賞し、2012 年にはイタリアが誇る名ジャズ誌“Musica Jazz”の最優秀新人賞にあたる Top Jazz/Giovane Talento を受賞。
◆リーダー作としては、ピアノ・トリオが3作、サックスとのデュオ(共作)が1作、そしてソロが1作。トリオとしての3作目『Keywords』ではバッド・プラスを彷彿とさせるようなロック好きな面も見せていたが、幼少期からクラシック・ピアノを学び、また自身の作品の中でもシューマンの“見知らぬ国と人々について”や“トロイメライ”といったクラシック楽曲を扱うなど、ザニシのルーツはやはりクラシックにあると言える。前作のソロ作ではそんなザニシのルーツであるクラシックと、ジャズ的即興が融合した美しい作品であった。
◆今作はルーツであるクラシックのサウンドを更に深めた作品。
◆ザニシのピアノに、イタリアの人気クラリネット奏者、ガブリエレ ・ ミラバッシ、パーカッションとエレクトロニクスのMichele Rabbia、そして弦楽四重奏 Quatuor IXI が加わった編成。全曲ザニシのオリジナルで、細部まで作り込んだアンサンブルに即興も組み込まれ、ピアニストとしてだけでなく、作曲家としてのザニシを堪能できる。
◆透明感のあるピアノのタッチはクラシカルな楽曲とよく合う。電子音のサウンドもそれだけ浮くことなくあくまでもアンサンブルの一部として効果的に用いられる。室内楽的な弦楽四重奏のアレンジも緻密で美しく、重厚なハーモニーから対位法的な絡みも巧みに用いる。1 曲目の後半でのフリー・ インプロ的な箇所。3 曲目のミラバッシによる優雅な歌心溢れるプレイで、サウンドがより華やかに。4曲目のアグレッシヴな弦楽アンサンブルなど、クラシックに精通し、楽器の特性もよく知っているであろうザニシだからこそのコンポジションだ。ドラマチックに盛り上がる 6 曲目でのミラバッシの好演も聴きもの。8曲目の、アコースティックなアンサンブルに溶け込むエレクトロニクスの使い方も興味深い。
◆ジャズとクラシックの融合。自身の音楽性を益々形にしていく若手ピアニスト、エンリコ・ザニシに注目です!
メンバー:Enrico Zanisi(p), Gabriele Mirabassi(cl), Michele Rabbia(perc, live electronics)Quatuor IXI : Régis Huby(vln), Clément Janinet(vln), Guillaume Roy(viola), AtsuShi Sakaï(cello)
(メーカーインフォより)
ENRICO ZANISI / エンリコ・ザニシ