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冒頭から強烈すぎる痙攣ギター!ガレージ・サイケ最重要盤がボーナスを大量に追加して新装再発!

この強烈なスタジオ・ワークスID("イド"と発音する)の主人公は2人存在する。1人は鬼才ギタリスト、ジェリー・コール。サーフ・バンドでの長い活動暦を持ちつつ、BYRDSやBEACH BOYS作品のセッション・ギタリストとして参加する程のセンスとテクニックを持っていた。もう1人がアレンジやプロデュースを担当した野心家のポール・アーノルドだ。録音は'66年7月と8月にまたがって行われ翌'67年1月にドロップされた。シングルがL.A.のアングラ・ラジオ局で好意的に扱われたのを契機にシカゴでのデビューを目指し3週間程活動したが、結果に恵まれずバンドは解体。彼らのサウンドの特異性は冒頭の超絶トレモリアン・サイケ・ナンバー"RAKE"やタイトル曲を聴いていただければ分かるだろう。

今回の再発にあたって、未発表の別テイクやインスト・ヴァージョンを追加収録。


『THE INNER SOUNDS OF THE ID (MONO)』
THE RAKE
WILD TIMES
DON’T THINK TWICE
STONE AND STEEL
BABY EYES
BOIL THE KETTLE, MOTHER
BUTTERFLY KISS
SHORT CIRCUIT
JUST WHO
INNER SOUNDS OF THE ID

『THE ALTERNATE SOUNDS OF THE ID (STEREO)』
THE RAKE (ALT TAKE)
WILD TIMES (ALT INSTRUMENTAL)
DON’T THINK TWICE (ALT INSTRUMENTAL)
STONE AND STEEL (ALT INSTRUMENTAL)
BABY EYES (ALT INSTRUMENTAL)
BOIL THE KETTLE, MOTHER (ALT EXTENDED INSTRUMENTAL)
BUTTERFLY KISS (ALT INSTRUMENTAL)
SHORT CIRCUIT (ALT TAKE)
JUST WHO (ALT INSTRUMENTAL)
INNER SOUNDS OF THE ID (ALT INSTRUMENTAL