ディスクユニオンのクラシック・レーベルDIW Classics

共演に永冨和子を迎えたカール・ズスケの日本初リサイタルのライブ録音。

当時ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターと、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団及びベルリン弦楽四重奏団の1stヴァイオリンを担当していたズスケの、最も脂の乗っている時期にあたります。

永冨和子との共演は、ズスケたっての希望により実現したもの。ライヴならではの熱気と力強い推進力、スリリングな高揚感等が随所に見られる、まさにデュオの真髄と言うべき名演です!

【演奏者】
カール・ズスケ(ヴァイオリン)、永冨和子(ピアノ)

【録音】
1979年1月22日 都市センターホールにて

【演奏者について】
●永冨和子
東京音楽学校(現東京芸術大学)ピアノ科本科と研究科を卒業。
パリとプラハを中心にソリストとして活動。ベルリン弦楽四重奏団、プラハ管楽五重奏団などとの共演など、室内楽にも力を入れている。
フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ章」及び「オフィシエ章」を受章。
2010年8月17日死去、81歳。

●カール・ズスケ
ベルリン国立歌劇場管弦楽団及びゲヴァントハウス管弦楽団の第1コンサートマスターを歴任。
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団とズスケ弦楽四重奏団(のちのベルリン弦楽四重奏団)の1stヴァイオリンとしても活躍。
ソリストとしても数多くのリサイタル及び録音を行っている。