そこに宇宙の果てを見た (I SAW THE OUTER LIMITS)

MATSUO OHNO 大野松雄

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レーベル
エム・レコード (em RECORDS)
国(Country)
JPN
フォーマット
LP(レコード)
規格番号
EM1098LP
通販番号
AGY111007-OM-01
発売日
2011年11月21日
EAN
4560283219989
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商品詳細情報

いよいよ真打ち!!音響デザイナー、大野松雄の『鉄腕アトム/音の世界』と並ぶ代表作にして1STソロ・アルバム、『そこに宇宙の果てを見た』(1978年)の登場である!!!

本作は東宝からの依頼で「惑星大戦争」のサントラを作っていた頃、ディレクターのひのきしんじ氏(※四人囃子『一色触発』をプロデュースした人でもある)の提案で実現したもので、実はこれが大野松雄にとって最初から<ソロ作品>として構想・制作された初の録音となる(しかしその後約40年間ソロ作品は出なかったわけだが)。

『そこに宇宙の果てを見た』の構想は、<宇宙少年>だった大野氏の飽くなき宇宙(=生命)への興味とイメージを、最新の宇宙理論を取り込み、音盤化するというもの。当時の最新シンセサイザーが何台も投入した上で大野氏の真骨頂である神業のようなアナログテープ編集をもって仕上げられ、技術面においても(当時の勢いにおいても)円熟の時期にあった大野松雄の音響仕事の集大成ともいえる。 こうして完成した本作は、他の何ものとも比較出来ない、多面的なプリズムのきらめきを持つような抽象的な電子音響の詩であり、アシッド・トリップしているのではないか?と疑りたくなる危険なディープさを感じさせつつ、精神の深層に踏み込む作用、静かさと凶暴さをも併せもつ。

大野松雄が音楽家ではなかったことも重要。<電子音楽>や<音響>といった既成のジャンル区分だけでなく、作者・作品といった通常の創作区分からも離れた、あるいは、はぐれている(フリーになった)、実にユニークで類例のないものである。時代を超越したような内容の凄さから、海外でもプログレ/サイケ/電子音楽の幻の名盤として知られ、オリジナルLPはほとんど入手不可能。

今回は、作者の意図であり本作の隠れた(?)ポイントでもある過激な位相・逆位相の動きに一切修正を加えずオリジナルマスター版のまま再現(前回のCD化では正相寄りに修正された)。異様なサラウンド効果を体感出来る。また、曲間も途切れの無いオリジナル・マスターそのままの状態を再現した。 更に、当時の作業工程で不幸にも混入してしまったハム音(ハム・ノイズ)の完全除去に成功。長年の懸念であったハムを取り除いたことで、より音が前に出て力強くなった。 ジャケットは要望の高かった発表当時のオリジナル図版を用い、その上にホログラム転写印刷の特殊加工を施した特別仕様となる。 電子音楽ファンのみならず、ドローンヘッズ/サイケ/プログレ/実験音楽のリスナーにも強烈にアピールする音楽世界遺産!大野松雄の奥深い世界をLPで体験せよ!

SIDE A
1. PART-0 はじまりの宇宙
2. PART-1 太陽系・惑星間空間
3. PART-2 銀河系・恒星間空間
4. PART-3 銀河系の外・宇宙間空間
SIDE B
1. PART-4 脈動する宇宙
2. PART-5 N次元の宇宙
3. PART-6 マンダラの宇宙
4. PART-∞ 宇宙・地平の外