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衝撃的なデビューを果たし、ザ・ストロークスらとともにガレージ・ロック・ムーブメントを築いたサンフランシスコ発の伝説3ピース、ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ!
LAを拠点に活動するロック・バンド、ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ (BRMC)。メンバーは、ピーター・ヘイズ(Vo&G)、ロバート・レヴォン・ビーン(Vo&B)、リア・シャピロ(Drs)の3人。。米ロック・バンド、ザ・コールのヴォーカリストであるマイケル・ビーンを父に持つロバートだが、バンド結成当初はそのことを隠していた。しかしその後、父マイケルがBRMCのサウンド・クルーとしてツアーに同伴するようになり、ロバートも関係をオープンにするようになった。そして2010年3月に発売された前作『ビート・ザ・デヴィルズ・タトゥー』よりメジャー・レーベルを離れ、インディより発売することを決意した。
謎めくトリオとして知られるBRMCは、今作でも自分たちの音に正直である。ファジーなギター、ブルースっぽさ、そして霞んだような反響。しかし一方で、今作においては全く異なったことからインスピレーションを得ている。2010年の8月、予期せぬ悲劇がバンドを襲う。 4人目のメンバーとこれまで言われてきた、ベーシストのロバートの父親であり、バンドのサウンド・クルーでもあるマイケル・ビーンが、急死したのだ。しばらく休みをとったバンドは、再び大好きな楽曲制作をして初心に返ろうと、自身の1stアルバムを参考にした。LAにあるデイヴ・グロールのスタジオでその大半をレコーディングした今作についてロバートは語る、「今作は作るのにたくさんの時間を要した。最後のツアーのあと、みんなお休みをとることが必要で、少しゆっくりすることにした。これらの楽曲は再び3人を1つにし、やり直す機会を与えてくれた。アルバムの曲を生で演奏することに、こんなに興奮したことはない。これらはみんな、響かせるために誕生したんだ曲ばかりなんだ」。「このアルバムは自分達の日常の中から生まれた音楽だ。リスナーに何をもたらすかなんてわからないけど、きっとすばらしい感情を共有できる作品になると思う」と加えた。
BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB / ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ