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西アフリカに残された古い音源を、レコードからではなくオープン・リールから復刻することに拘りを持っているのが、セネガルに生まれた新レーベル“Teranga Beat”。第一弾としてリリースされたのが、セネガル大衆音楽ンバラの黎明期に活躍したイドリッサ・ジョップとシェイク・ティジャーン・タルによる『セネガル音楽が進化した時代』(ライス TBR-7031)という作品で、マニアックなアフリカ音楽ファンを中心に注目を集めております。
そのTeranga Beatがおくる第2弾作品は、ガンビアで70年代より活躍したグループ、グエレワールの1982年作品でした。ガンビアはセネガルに囲まれるように位置する小国で、音楽産業自体はセネガルと比べても小規模ですが、その初期にはスーパー・イーグルスなどの人気バンドが活躍していたことは、アフリカ音楽ファンだったらご存知かと思います。そのスーパー・イーグルスが母体となって生まれたバンドがイファン・ボンディで、彼らが活躍した70年代にもうひとつガンビアで人気を博していたのが、このグエレワールでした。パームワイン・ミュージックやラテン音楽を基調としつつ、同時代のソウルやロック、アフロビート、コンゴ風ルンバなどを取り入れた実験的なゴッタ煮サウンドがその大きな特徴でした。
本作は1982年にセネガルで録音されたもので、当時現地ではカセットでリリースされたアルバムですが、これまで欧米や日本などでは全く知られていませんでした。ただ、そのサウンドは斬新そのもので、ポリリズムを多様したリズム・セクションに、エフェクティヴなエレキギター、そして当時のガンビアとしては最先端だったシンセサイザー“ムーグ”を導入してサイケデリックなサウンドを目指していたという、かなり実験的なサウンドを聞かせてくれます。今回はその4トラックのオープン・マルチテープから2ミックスを起こし、最新のマスタリングが施されております。
もちろん詳細な解説と貴重な写真が満載のブックレット付き。その衝撃のサウンドを視覚の面からも詳しくご説明いたします。アフリカ音楽ファン、そしてレア・グルーヴ・ファンにも強力にアピールする内容となっております。
(メーカーインフォより)
GUELEWAR / グエレワール