2,750円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
ブッカー・T&THE MG'S結成時のメンバーであり、スタックス・レーベルでオーティス・レディングやウィルソン・ピケットなど数多くのアーティストの楽曲に参加し、ブルース・ブラザーズの創設メンバーでもある、史上最高のソウル・ギタリストの一人、スティーヴ・クロッパー。その彼が何と1967年以来となる”スティーヴ・クロッパー“のソロ名義で新たなスタジオ・アルバムを完成!本物のソウルとグルーヴがここにある!!アナログLPも同時発売!!!
■ ブッカー・T&THE MG'S結成時のメンバーであり、スタックス・レーベルでオーティス・レディングやウィルソン・ピケットなど数多くのアーティストの楽曲に参加し、ブルース・ブラザーズの創設メンバーでもある、史上最高のソウル・ギタリストの一人、スティーヴ・クロッパー。その彼が何と1967年以来となる”スティーヴ・クロッパー“のソロ名義で新たなスタジオ・アルバムを完成させた。
■ スタジオからステージ、さらには銀幕のスクリーンまで、ありとあらゆる場でギタリストとして、またプロデューサー、ソングライターとしてアメリカン・ソウル・ミュージックの歴史のあちこちで活躍してきた彼だが、今回リリースとなる、彼にとって通算12作目のスタジオ・アルバムとなる『FIRE IT UP』は、彼のまた新たな面をのぞかせる1作でもある。
「このアルバムは、これまで出ているどの作品とも異なっている」そう語るのはスティーヴ本人だ。「古いグルーヴが溢れているが、これはロックダウンの間、頭のなかに何年もあったものをいじっていた」彼は思いついた歌詞やギター・リフを後で使うためにファイルに保存したりはしないが、ずっと頭の中に浮かんでるそうで、いつでも取り出せるという。今作『FIRE IT UP』のきっかけとなったのは、今から遡ること10年ほど前のフェリックス・キャバリエとのセッションだったという。二人は、スティーヴ・クロッパー&フェリックス・キャバリエ名義で2枚のアルバムをリリースしたが、そのどちらの作品にもぴったりとこなかったものの、最高のグルーヴを捉えたトラックがあり、それをプロデューサーのJon Tivenがずっと保管していたという。そしてある時、そのJonがこれらを引っ張り出し、“これ結構いいよ”とスティーヴに連絡をしたという。そこからスティーヴはそのトラックをもとに、新たな曲のアイディアを加えたりして、楽曲を完成させたという。
■ そうして完成したアルバム『FIRE IT UP』は間違いなく、傑作と呼べる仕上がりとなっている。ヴォーカリストのRoger C Realeをフィーチャーした正統派R&Bナンバー「Fire it Up」から、ファンキーな「Bush Hog」、そして彼の王道サウンドとも呼べそうな「Far Away」まで、本作はスティーヴ・クロッパーのソロ名義の作品でありながら、アルバムに参加しているミュージシャンそれぞれのリズムはグルーヴ、そして音やそれぞれのソロ・パートが互いを引き立てあう、バンド作品でもある。ここにはギタリストとしてだけでなく、プロデューサーとしても長くシーンに関わってきた彼ならではの視点があるのだ。「これはバンド・メンバーが互いに競い合うような作品じゃないんだ・・・他の奴らを引き立てたほうがいい、輝かせたほうがね」実際、アルバム収録曲の「Go Getter Is Gone」について彼は次のように語っている。「(ヴォーカルの)Rogerが歌詞のほとんどを思いついたんだ。俺はリズムやグルーヴを考えたが、こうしたチームワークで曲を作る方がいいと思う」その言葉に、半世紀以上に亘ってシーンで活躍しながらも、自身の名義からなるソロ・アルバムをあまりリリースしてこなかった彼の哲学が見えてくるかもしれない。「バスケのチームが勝つとき、3ポイントシュートを入れた選手が偉いわけじゃない。彼がシュートできるように導いたチームが偉いのさ」
■ 古くからのサウンドに時代を超えたグルーヴを織り交ぜた、キャリア半世紀以上のシーンのベテランでしか出せないいぶし銀のR&Bファンク・サウンド。スティーヴ・クロッパーの『FIRE IT UP』、新たな傑作の予感がする作品だ。
<メーカーインフォより>
STEVE CROPPER / スティーヴ・クロッパー
フォーマット別一覧