2,750円(税込)
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「レコード・コレクターズ」人気連載、待望の書籍化!
連載時にはモノクロだった図版を可能な限りカラーで掲載し、さらに書き下ろしを追加した決定版。
・「ブルース&ソウル・レコーズ」(第175号)にて紹介されました!
・「レコード・コレクターズ」(2023年12月号)に書評が掲載されました! 評者は安田謙一さんです。
・「レコード・コレクターズ」(2023年12月号)の人気連載「レコード・コレクター紳士録」に著者の真保安一郎さんが登場!
・ mysoundマガジンの人気連載「秘密レコード」にて『初盤道』が紹介されました!
・ 10/11(水) 13:30~ JFN系列/InterFM「レコレール」に著者の真保安一郎さんが出演!
・「アナログ」(vol.80)に書評が掲載されました! 評者は田中伊佐資さんです。
目の前のレコードを買うだけで キミは満足できるのか!?
アナログレコ―ドの復興で、最近、オリジナル盤の人気が高まっている。
そのオリジナル盤の中でも最もマスター・テープに近い盤を<初盤>と名づけ、実際にレコードの現物を掘りながら確かめてみようというのが本書のテーマである。
初盤道とは?
ジャケットの違い、レーベルの違い、出版社表記などのクレジット違いを元にオリジナルの初回盤を割り出し、果てはレコード盤の内周に刻まれているマトリクス・ナンバー等の情報から、プレス時期、 プレス工場、カッティング・エンジニアなどを解読して、マスターに近い鮮度の高いレコード盤=初盤を、(できれば安価で)追い求める、長く険しい道のこと。そして、この道の先には勝利も栄誉もなく、ただ浪費と悲喜劇があるのみ…かもしれない。
キャロル・キング『つづれおり』、ザ・ビートルズ『アビイ・ロード』、マーヴィン・ゲイ『ホワッツ・ゴーイン・オン(愛のゆくえ)』…貴方が愛するあの名作の初盤はどれなのか?
その謎を徹底的に解き明かす、 最果てのアナログレコード・プレッシング・ガイド!
<登場する盤のアーティスト>
ザ・ビートルズ/レッド・ツェッペリン(書き下ろしも!)/ザ・ローリング・ストーンズ/ザ・フー/キンクス/ビーチ・ボーイズ/キャロル・キング/ジョニ・ミッチェル/ジョン・レノン/デイヴィッド・ボウイ/マーヴィン・ゲイ/ピンク・フロイド/ジミ・ヘンドリックス/TOTO/フリートウッド・マック/キッス/寺尾聰/矢沢永吉/ダムド/ザ・クラッシュ/バズコックス/アントニオ・カルロス・ジョビン/ジェフ・ベック/ドナルド・フェイゲン/ポリス/ジョイ・ディヴィジョンetc...
カバーイラスト:辻井タカヒロ
デザイン:高橋力・布谷チエ(m.b.llc.)
<正誤表>
本書の初版に誤植がありました。
以下の通り訂正し、読者および関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
P52 表:
(誤) SDD 208
(正) SD7208
P77 :
正しい図版は下記になります。
P150 右段3~4行目:
(誤) このUに関して
(正) アルバムでのU刻印に関して
P155 左側下段10:
(誤) 他に赤などもある
(正) Side 1のエンド部分のリードは赤
P208 ➄:
正しい図版は下記になります。
<ディスクユニオン特典>
「禁断の没ネタ小冊子」(8ページ予定)
※5年間の連載中に発掘対象となりながらも、道半ばで断念した盤や、1回分の記事には十分じゃないとあえなくボツになった盤を選りすぐって掲載。いわば初盤の墓場なのだが、実はあの名盤も……。
真保安一郎
真保安一郎(しんぼ・やすいちろう)
1963年新潟生まれ。80年代から音楽の記事を書き始める。99年から紙ジャケ探検隊隊員。2017年から「レコード・コレクターズ」誌で『初盤道』を連載。