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MAYO THOMPSONの長く蛇行した奇天烈キャリアを俯瞰する68年から02年までのレア音源集が遂に初のアナログ化! 2枚組!
テキサス・サイケ大傑作を残した若き日から脱却し、ヨーロッパでの放浪、NWポストパンク/ミュータント・ディスコでの創造的貢献、アート畑にも食い込むファンキー・アヴァンギャルド、なんか一周回ってものすごくポップ、等々めくるめく変遷を辿った一代記的シングル集。90年代以降の音響系をはじめとするシカゴ勢からの再評価・復活バックアップを受けて04年DRAG CITYからリリースされたCDが初のアナログ・リリースです。
"C"RAYOLAに"K"RAYOLAはもちろん、未発表に終わった70年のアシッド・カントリーな『CORKY'S』アウトテイク・ソロ楽曲、初期KRAYOLAのメンバーRICK BARTHELMEも参加していたSADDLESORE名義の70年レア・シングル、76年のライヴ音源、海を渡ってプロデューサーとしても参加した79-81年ごろ初期ROUGH TRADEからの諸作、PERE UBUのALLEN RAVENSTINEやSWELL MAPSのEPIC SOUNDTRACKS、RAINCOATSのGINA BIRCH、ESSENTIAL LOGICのLORA LOGICらと組んだ80年代MAYOを代表する一枚に、93年から99年のシカゴな諸作などなど、アシッドに塗れた初期の印象よりもポップで耳馴染み良い実験的アプローチが広がる上質アヴァンギャルド・ロックンロール集に仕上がった名作です。
RED CRAYOLA (RED KRAYOLA) / レッド・クレイオラ