主に1950年代に活躍した著名SFアーティスト/イラストレーター/ペーパー・バック・レジェンドRICHARD M POWERSに触発されて書き上げた作品で、元々はブック・スタイルの限定盤として2010年にサイト・オンリー500枚限定盤でリリースされていた一枚。ANDY自身が子供のころに体験した「POWERSの絵の中に消えていく感覚」とリンクするという全12曲、あくまで歌ではなくサウンド・ピース集となっています。本の内容を読んでもいないのに表紙に引き込まれて未来の世界に漂い、そこで聴いた謎の音や騒音を表現したというインストルメンタルによる聴取構造物の数々。まさにSFもの/ライブラリー・ファンに届けられるべき実験的で少し攻撃的な架空のサウンドトラック集です。
通常ジュエルケース装。
ソングリスト
1. First Power (Earthlight) (2:11)
2. Second Power (Dissolver) (2:24)
3. Third Power (Outpost) (4:15)
4. Fourth Power (Pebble) (3:29)
5. Fifth Power (Transmitter) (2:46)
6. Sixth Power (Hothouse) (4:15)
7. Seventh Power (Star) (3:00)
8. Eighth Power (Palace) (2:14)
9. Ninth Power (Monitors) (2:30)
10. Tenth Power (Rogue) (2:08)
11. Eleventh Power (Needle) (2:52)
12. Twelfth Power (Darkness) (4:53)
ANDY PARTRIDGE / アンディ・パートリッジ
Andy Partridge(アンディ・パートリッジ)
1953年生まれ、イギリス/スウィンドン出身。77年にXTCのヴォーカル&ギターとしてデビュー。バンドのメイン・ソングライターとしてこれまでに多数の作品を発表。ソロ活動およびプロデュース業も行っている。80年代初頭より表立ったライヴ活動は行っていないものの、特にここ日本でのXTC人気には目を見張るものがある。
