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赤ちゃん向け電子音作品『SOOTHING SOUNDS FOR BABY』で知られる希代の電子音作家、まさかの未発表レア音源集第2弾が2CD/3LP発掘リリース!
PERREY-KINGSLEYやBRUCE HAACKらと並び立ち、TERRY RILEYからPHILIP GLASS、BRIAN ENOにKRAFTWERKにAPHEX TWINまでを繋いだモンド電子音楽の権威かつ象徴であり、50年代から自身の「研究室」で実験を繰り返し、CM音楽やカートゥーン・サントラなどポピュラー音楽のフィールドにいち早く電子音を取り入れた元ジャズ・バンド・リーダー兼作曲家、ピアニストRAYMOND SCOTT。
00年に発掘リリースされた56年から69年にかけての2CDレア音源集『MANHATTAN RESEARCH INC』に引き続いてのまさかの第2弾は、まさかの満面の笑みで61年から71年の61曲をコンパイル。実験音楽畑やロック畑、映画音楽畑の多くの音楽家が電子音響を宇宙からの音と位置づけアウター・スペースの音作りをしていた傍らで、この男はインナー・スペースと対峙した結果としての電子音を生み出していたようです。思いついたアイデアを形にしてみただけの"IDEA #35"、これいいじゃんと残した"NICE SOUND #3"、金の無駄遣いを音にしてみたらこんなかな?の"THE SOUND OF MONEY BEING WASTED"、ポップ・ロックってこんな感じだろって"CINDY ALTERNATE (POP ROCK)"、バレエっぽいのもやっとこうな"BALLET-LIKE BITS"などなど、前作から引き続き、創作楽器CLAVIVOX(キーボード・テルミン)に、ポリフォニックなシーケンサーCIRCLE MACHINE、ほかベース・ライン・ジェネレイターにリズム・モジュレイターにドラム・マシーンBANDITO THE BONGO ARTIST、テープ・モンタージュ、オシレーター、アコースティック楽器、声等々を駆使して生み出された貴重なお手製電子音クラシックスの数々。単なるJ脳内スケッチをポップでモンドでアブストラクトでアンビエントでシンセ・ポップな音塊として形に表した天才の仕事の片隅を聞いてぜひ悶絶を。
GERT-JAN BLOM / IRWIN CHUSIDのプロデュース。20ページ・ブックレット。
RAYMOND SCOTT / レイモンド・スコット