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2003年ライヴ音源がアナログ・リイシュー!
60年代から活動するUKのフォーク・ブルーズ・ギタリスト/実験ラップ・スティール・ギタリストMIKE COOPER。CHRIS ABRAHAMSとのデュオでのフリー・インプロ・ドローン・アンビエンス作『TRACE』のリリース、またSTEVE GUNNとのデュオでブルックリンの電子音楽レーベルRVNG INTL.からの先鋭コラボ・シリーズ「FRKWYS」にも登場するなど、ポスト・モダンならぬポスト・エヴリシングの体現者として近年は実験的なインプロヴィゼーションやエレクトロなどへの接近も見せるベテラン・ギタリストによる一枚です。
2003年10月、ローマはCONTROINDICAZIONI FESTIVAL OF IMPROVISED MUSIC公演での一幕を収録。最初のセットでは1920年製の英国産ラップ・スティール・ギターで、ラストのセットではヴェトナム産のエレクトリック・ラップ・スティールが使用され、相変わらずアコースティックとエレクトロ、実験とフォークとエキゾの間をすり抜ける4曲のスロウなロング・トラックを演奏。オリジナル2曲のほかVAN DYKE PARKSの"MOVIES IS MAGIC"、FRED NEILの"DOLPHINS"もMIKE COOPER流に料理しています。元々自身のHIPSHOTレーベルからのCDRでの一枚でファン待望のアナログ化。
MIKE COOPER / マイク・クーパー