スタジオ・アルバムとしては2016年の『JUST...FABULOUS ROCK 'N' ROLL』以来2年振りとなりますが、描き下ろし曲がメインとなるアルバムをリリースするのは約14年振りという意欲作。ここ数年、決して順風満帆とは言えない時期を過ごしていたCLIFFでしたが、その人生の暗雲を吹き飛ばし苦難を乗り越えた解放感と晴れやかさが本作には漲っています。新たにプロデューサーとしてRUPERT CHRISTIEを迎え、CLIFF長年のソングライター陣の他、若手のソングライターも起用し、ポジティヴなパワーが漲る作品を完成させました。
アルバムのレコーディングは、今年マイアミのCRITERIA STUDIOSで行われています。タイトル・トラックはCLIFFの76年のヒット"DEVIL WOMAN"のソングライティングも手掛けたTERRY BRITTENと彼と数多くの作品を共作するGRAHAM LYLEとともに作ったもの。彼の他、ノルウェーのソングライター、SIGURD ROSNES、MARTIN SJØLIEとUK出身のTOM NICHOLSによる"EVERYTHING THAT I AM"、フィンランド出身のJOONA PIETIKÄINEN、オランダのHENK POOL、デンマークのMICKY SKEEL HANSENらによる"RIVER FLOW"などアップテンポなナンバーからバラードまで、様々なソングライターたちがポップスやロックンロール・ナンバーなど幅広く提供しています。
本作に収録されている16曲の中でも、一際「芸能生活60周年」を祝うスペシャル感が溢れているのが、OLIVIA NEWTON-JOHNとのデュエット・ナンバー"EVERYBODY'S SOMEONE"。過去にも"SUDDENLY"(1980年)、"HAD TO BE"(1995年)で共演を果たしている2人ですが、今回は約23年振りのコラボレーションとなりました。
さらにCLIFFの代表曲"DEVIL WOMAN"、"THE MINUTE YOU'RE GONE"、"MISS YOU NIGHTS"、そして"SOME PEOPLE"のオリジナル・ヴォーカル・トラックに新たにROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRAが新たにオーケストラ・アレンジを加えた、ゴージャスなニュー・ヴァージョンも4曲収録。アルバムのスペシャル感を一層盛り上げています。
ソングリスト
01. Rise Up [https://youtu.be/kailtL6FSEI]
02. Reborn
03. Everybody's Someone (duet with Olivia Newton-John)
04. Gonna Be Alright
05. Stardust
06. Dancing Into Nightfall
07. River Flow
08. Wide Deep and High
09. There's One
10. That's What the Night Is For
11. Everything That I Am
12. The Miracle of Love
13. The Minute You're Gone (with The Royal Philharmonic Orchestra)
14. Miss You Nights (with The Royal Philharmonic Orchestra)
15. Devil Woman (with The Royal Philharmonic Orchestra)
16. Some People (with The Royal Philharmonic Orchestra)
