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2012年の大傑作ソロ・デビュー盤『OU ES-TU MAINTENANT?』で一躍北欧産AORの寵児となったANDRE SOLOMKO、待望のセカンドLP!
ウクライナ生まれで現在はフィンランドをベースに活動、ヘルシンキのフュージョン・バンドVINYL JAM を率いるプロデューサーにしてサックス奏者アンドレ・ソロンコが放つ、洗練のスカンジナヴィアン・メロウ・グルーヴまたも大傑作! 前作でライト・メロウ・ファンの心を鷲掴みにした彼が、本作ではソウルフルな女性ヴォーカルを随所でフィーチャー。前作以上に都会派AOR道を突き詰めた非の打ち所のない内容です。
ソフトな音像の前作が70'S AORを意識した作品だったとするならば、よりソリッドでハイファイなサウンドを纏った今作は、80'S AORへのオマージュ作とも受け取れる。アンドレ自身のサックスやエレピを多用したライトメロウなサウンド・プロダクションは、ますます洗練に磨きが掛かり、夜の摩天楼を思わせる“あまく危険な香り”が全編を支配。ミニー・リパートンにも通じるソウルフルでコケティッシュな女性ヴォーカルをフィーチャーした必殺のアーバン・ミッド・グルーヴ"TEASING YOU"を筆頭に、どこか"FEEL LIKE MAKING LOVE"風味の"AFTERNOON WITH STIINA"、甘いサックスと仏語の囁きがたまらなくエロい"POLAROID 2"、インスト・フュージョン"LIVING IN A PAPER HOUSE"など、もう聴きどころを挙げればキリがない。前作のファンは勿論のこと、本作はデヴィッド・フォスター系の硬派なAORファンにもきっとお楽しみいただけることだろう。2作目にして、もはや“現代ライトメロウの巨匠”と呼んでも過言ではないレベルに達している。
ANDRE SOLOMKO / アンドレ・ソロンコ