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生粋のジャズ・ドラマーによるモーグ/ドラム・マシーンを用いた伝説の実験的ソロ音源がアンソロジー化アナログ・リリース!
ジャズ・ドラマー/パーカッショニストとしてGIL EVANSのオーケストラやPAUL BLEYのトリオ、PAT METHENYのカルテットやJACO PASTORIUSバンドなどに参加するBRUCE DITMAS。
生身のミュージシャンとしてバリバリの現役だった70年代、JUDY GARLANDの破滅性やANNETTE PEACOCKにCARLA BLEYのフリーミュージック、のちのMORTON SUBOTNICK夫人JOAN LA BARBARAの前衛ヴォイス・パフォーマンスなどに影響を受け自然とエレクトロニックなリズムの実験探求に向かった彼は、77年に『AERAY DUST』『YELLOW』という2作のスペースエイジ・ブレイクビート・レフトフィールド・フリージャズの激レア奇盤を作り上げます。
本作はコレクター市場でも高騰するその2作からの選りすぐりチューンをコンパイルしたファン待望盤。GIL EVANSから寄贈されたというミニ・モーグやARP 2600を駆使したパーカッシヴで前衛的なアナログシンセ・ランダム・ビートに、フリーキーな電化コンガや自身のドラム、ベース等が重ねられた驚愕の音像。両作ともJOAN LA BARBARAのヴォーカルや伊モダンジャズを代表するENRICO RAVAのトランペットをフィーチャー。コズミックなフリークジャズとしてもドープでファンキーなエレクトロ・ブレイクビーツとしても純粋なアヴァンギャルド・ミュージックとしても至高の逸品です。
BRUCE DITMAS / ブルース・ディトマス