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ティボーのフランス音楽集! 目玉は1939年BBC録音と言われるアセテート盤の世界初復刻!! ティボーのディスコグラフィーには、海外版に記載がなく日本版にはあるという録音がいくつかあります。恐らく原盤が日本に入り海外には出回らなかったことと思いますが、1939年3月20日BBCスタジオ 録音と言われるアセテート盤、サン=サーンスの《序奏とロンド・カプリチオーソ》もそのひとつでしょう。 いつも貴重な原盤を提供していただいている広川氏が、今回このアセテート盤を入手され、CD化が実現しました。ただ英国のPotter氏に照会したところ、その時期にティボーはフランスにいたらしいことがわかり、録音日に疑問が出ました。 さ らにPotter氏がBritish LibraryでBBCの放送記録を調べたところ、確かにその日にBBCの放送はありました。ただしそのティボーの演奏はパリでなされたもので、BBCはそれをリレー放送したものでした。このアセテート盤は誰かイギリスの金持ちかオーディオマニアがラジオ放送をエアチェックしたものらしいとわかりました。 録音は12インチ(30cm)盤SPの片面になされており、8分に及んでいます。そのため溝は細くピアノの音は遠くなっていますが、ティボーの《序奏とロン ド…》は電気録音以前のものと最晩年のものしかなく、まだ50歳代のこのエアチェックの演奏は貴重なものです。(裏面はティボーではありません。) サン=サーンスと組み合わせるのは、フランスものということで探しましたら、ティボーにはかなり放送録音がありますので、それらと組みました。またショーソンの《詩曲》のスタジオ録音はCDもないようなのでここに含みました。 まさに「オーパス蔵」の10年目を記念するアルバムとなりました。 (東工大教授 オーパス蔵代表 相原了) 【演奏】 1)エルネスト・アンセルメ(指揮)、スイスロマンド管弦楽団 2)ビゴー(指揮)、ラムルー管弦楽団 3)ピエール・モントゥー(指揮)、サン・フランシスコ交響楽団 4)タッソ・ヤノポーロ(PF) 【録音】 1)1941年5月1日 2)1947年 SP:仏Polydor 3)1947年 4)1939年3月20日 パリ |
JACQUES THIBAUD / ジャック・ティボー