到着♪ (2週間だけ)「5人目のBEATLES」だったJIMMY NICOLによる隠れバロック・ポップ傑作 67年メキシコ・オンリー盤『LOS NICOLQUINN』がデジタル・リマスター&ボーナス追加でCDリイシュー!

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2019.07.22

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JIMMY NICOL
LOS NICOLQUINN - IT'S GETTING BETTER - THE '64 - '68 ANTHOLOGY

TIMEBOX / CD / RY190712JN01

1,944円(税込)

67年メキシコ・オンリー盤がデジタル・リマスター&ボーナス追加でCDリイシュー!

他にも何人もいる「5人目のBEATLES」のうちの一人として(2週間だけ)ロック史にひっそりと名前を残すJIMMY NICOLは、64年6月の一時期、体調不良に陥ったRINGO STARRに代わりBEATLESのツアー・ステージを務めたドラマーとして知られます。無事代役を務め上げたのちの65年、スウェーデンのエレキ・バンドSPOTNICKSへの一時加入等を経てメキシコ・シティに移住し、同地で結婚・離婚も経験、RCA VICTOR MEXICOのA&Rマン等として75年までメキシコに留まり活動を続けました。

NYのドゥーワップ・グループMELLO-KINGS上がりでメキシコ出身のテノール・シンガーE.J. QUINNとともに結成した、NICOLとQUINNでLOS NICOLQUINNによる唯一作。

ストリングスも軽やかなサンシャイン・ポップ"WHEN THE SUN GOES DOWN (CUANDO EL SOL CAE)"、ソフト・サウンディングなバラッド"BEYOND MY LIFE (MAS ALLA DE MI VIDA)"、高音ハーモニーがほのかにサイケデリックな"BLACK SUN (SOL NEGRO)"、トーキング・スタイルでグルーヴィに転がる"WHIMS AND FANCIES (ANTOJOS)"、正しくソフト・ロッキンなトラックにドラム・ブレイクが挟まる"EASY (FACIL)"、和モノ哀愁ソウル歌謡のようなアレンジの"I'M ON MY WAY (ESTOY EN CAMINO)"、ダウナーなオルガンとともに一部好事家に知られるサイケデリック・マッドネス"UNKNOWN (DESCONOCIDO)"などなど、全編流麗かつモダンなストリングスに彩られたバロック・ポップが詰まった隠れた傑作です。ちなみに全曲英語詞。

68年のメキシコ盤コンピレーション『ERA PSICODELICA A GO GO』にJIMMY NICOL SHOW名義で残したROLLING STONESカヴァー"JUMPING JACK FLASH"や、JIMMY NICOL AND THE SHUBDUBS、THE SOUND OF JIMMY NICOL名義等で残した64年から65年にかけてのUKシングル楽曲、65年のUSオンリーのシングルB面楽曲に加え、64年のBEATLESと共に受けたインタビュー、同年世界ツアーの初日となった地アデレードでのプレス・カンファレンスの模様をボーナス追加。

レア・フォト、インタビュー、詳細ライナーノーツ掲載ブックレット。

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