英国ドリーミー・フォークの伝説MARK FRY、2014年以来10年以上ぶりとなる待望の2025年新作『NOT ON THE RADAR』!

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2025.04.22

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2024年3月、MARK FRYは、絵のように美しい仏ノルマンディーの村、ヴァランジュヴィル・シュル・メールで珍しくコンサートを開催。シンガーと4人編成のバンドをフィーチャーしたソールドアウトのショウは、71歳のFRYがいまだ進化し続けていることを証明するステージでした。その一夜では21世紀に入ってからの作品群からの楽曲に、もちろん72年のアシッド・フォーク伝説的傑作『DREAMING WITH ALICE』から厳選されたトラックリスト、さらには彼が80年代に西アフリカのマリを旅している間に生まれ、ショウの1ヶ月前に遅ればせながら完成した未発表曲まで披露したとのこと。

ショウの成功に触発されたFRYは、その勢いを活かして2014年の『SOUTH WIND, CLEAR SKY』以来となる大胆なニュー・アルバムをレコーディング。アルバム・タイトル『レーダーに映らない』は、彼が田舎で孤立していること、また現代生活の閉塞感から実存的に切り離されていることを表しているとのことで、終の棲家であるノルマンディーの田園地帯の奥深くにある彼の絵画スタジオで録音。大半はライヴで収録され、得意の6弦にハイライフ・ギター、ドラム、アップライトピアノ等とともに、ヴィンテージのマイク、ワイルドなペニー・ホイッスル、インドのハルモニウムとシャヒバージャ、そしてのどかな田舎の自然な天候や野生動物による時折の音の侵入までをドキュメンタリー・フィーリングの一部としてレコーディングしたというすべてオリジナルの全10曲を収録しています。

どことなくBILL FAYに似た感動的で独創的な"ONLY LOVE"、コーダが心に沁みるしびれるようにロマンティックな”WHERE WOULD I BE"、痛々しいノクターン"DAYBREAK"、アフリカン・ポップ調の爽快な"STORMY SUNDAY"、アトモスフェリックなピアノ弾き語りのバラッド”WHERE THE WATER MEETS THE LAND”や"BIG RED SUN"、セミ・アンビエントでほとんど絵画のようなスポークン・ワード"RAINBOW DAYS"まで、彼の作品の中でも間違いなく最高傑作の部類に入る新たな名作の誕生です。

バンドのパーカッショニストDAVID SHEPPARDがプロデュース、DEATH IN VEGASの活動で知られるギタリスト/サウンド・エンジニアIAN BUTTONがレコーディング。

THE BAND :
MARK FRY
JOHN PARKER (DOUBLE BASS)
IAIN ROSS (GUITAR)
ANGELE DAVID-GUILLOU (KEYBOARD/VOCAL)
IAN BUTTON (MULTI-INSTRUMENT)
DAVID SHEPPARD (PERCUSSION)