帯ライナー付き国内仕様盤
解説:金澤寿和(Light Mellow)

重厚なヴォーカルと豊かなハーモニーで80年代に一世を風靡したオーストラリアのAOR/ソフトロック・デュオAIR SUPPLYの片割れ、RUSSELL HITCHCOCK。

2011年にノン・レーベルのインディペンデントな形で限定リリースされた2NDソロ・アルバムのエクスクルーシヴ・ヴァージョンが登場。当時は非常に洗練されたプロダクションの元でリリースされた作品が、よりパンチの効いたギターと明るいサウンドで、より「純粋なアンセミックAOR」サウンドをフィーチャーしたというオリジナル・ミックスで初めて日の目を見ます。

MELODICROCK CLASSICSのCEO、アンドリュー・マクナイスが「私の大好きなAORアンセムのひとつ」と語るリード・トラック"NEVER SAY NEVER"を初め、RUSSELLの至高のヴォーカルがバラード・フレンドリーな見事なセレクションを歌い上げる名品に加え、オリジナル・リリースではフィーチャーされなかった1曲を追加収録。何度聴いても飽きさせない印象的なフックが詰まりに詰まっています。

80年代のAIR SUPPLYツアーにも帯同し、EDDIE MONEY/RANSOMのベーシストとしても知られる盟友DON CROMWELLが制作に携わり、JK NORTHRUPがリマスターを担当。

1000枚限定盤。

帯ライナー付き国内仕様盤
解説:金澤寿和(Light Mellow)

スコットランドに生まれたオーストラリアのミュージック・アイコンJOHN PAUL YOUNG。78 年に"LOVE IS IN THE AIR"が世界的にヒットしたことで最もよく知られています。

70年代初頭からポップ歌手、ディスコ、ユーロポップと変遷してきた名シンガーによる この素晴らしいメロディック・ロック・アルバムは、オーストラリアで最もレアなCDのひとつとしても知られています。1992年に1度だけ少量リプレスされ、オリジナル・セッションからの追加トラックと数曲のエクステンデッド・ヴァージョンを収録した改題『THE WAR YEARS』として再発されていますが、オリジナル・タイトルで正式にCD化されるのは今回が初めてで、オリジナル・アートワークもすべて復元されています。

ヒット・アルバムを連発しさらなる世界的なブレイクを夢見ていた83年、ドイツのレーベルI.C. RECORDSのオーストラリア支社と契約したJOHN PAUL YOUNG。本作のレコーディングのため、彼はアメリカのプロデューサー、作曲家、キーボード奏者のJOHN CAPEKと共にドイツに飛びました。近年カナダのソングライターの殿堂入りを果たしたCAPEKは、AOR界のレジェンドMARC JORDANと共作した曲や、オーストラリアのI.C. RECORDSの代表であり自らもパフォーマー兼ソングライターであるFRANK HOWSONと共作した曲など、レコーディングにふさわしいキラー・ソングを次々と用意していました。結果として本作は過小評価に終わり世界的なブレイクとはなりませんでしたが、時代を先取りしたそのサウンドは、今日でも世界中のAORリスナーに素晴らしい聴取体験を約束しています。

JK NORTHRUPがリマスターを担当。『THE WAR YEARS』からのボーナス・トラックもリマスター収録されています。

1000枚限定盤。

輸入盤も!