到着♪ DAN PENNの相棒のひとり、WAYNE CARSON。タイトルどおりにソングライターとしての自身を振り返り遺作となった02年の自主制作セカンド・アルバム『WRITER』がCDリリース!

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2017.05.31

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WAYNE CARSON MUSIC / CD / RS17053102 / 2017年5月31日
 
1,944円(税込)

 

DAN PENNの相棒のひとり、WAYNE CARSON。タイトルどおりにソングライターとしての自身を振り返り遺作となった02年の自主制作セカンド・アルバムがCDリリース!

DAN PENNの4年振りとなる待望の新作、デモ・シリーズ第4弾『SOMETHING ABOUT THE NIGHT』には、親友の音楽ライターWAYNE CARSONへの提供作が収録されていた。DAN PENN自身によるライナー・ノーツの最後には2015年に惜しくも亡くなった友人、音楽仲間のWAYNE CARSONへの追悼メッセージがあった。

米国コロラド州、デンヴァ―出身のソングライター、レコード・プロデューサー、ミュージシャンだったWAYNE CARSONと言えば、ALEX CHILTON率いるBOX TOPSのヒット曲"THE LETTER"、"NEON RAINBOW"、"SOUL DEEP"の作者としてロック・ファンには有名だ。一方、さらに世界中の方に有名なのはELVIS PRESLEYやWILLIE NELSON、BRENDA LEE、PET SHOP BOYS等数多くの有名アーティストにカヴァーされた"ALWAYS ON MY MIND"。

裏方役として長年活躍してきたWAYNE CARSONが2002年に自主制作盤CDでリリースし遺作となった本作は、オリジナル・ソングのセルフ・カヴァー集。冒頭の"THAT'S IT FOR LOVE"はアルバムの幕開けにふさわしいスロウな楽曲で、耳に心地よいスティール・ギターの響きと女性バック・コーラスを従えながら語りかけるように歌っています。"BLESSING IN DISGUISE"は70年代カントリー・ソウルの王道を行くような楽曲で、ちょっとディープにソウルフルに歌うWAYNEのヴォーカルが素晴らしいの一言。美しい女性バック・コーラス隊との絡みには背筋がぞくぞくします。冒頭で女性が「ザッツ・メンフィス!」と叫び、ホーン・セクションが迫ってくる"LOVE LITE"はカントリー・ソウルのファンなら胸キュンものです。DAN PENNとの共作"'65 BLUE"はカントリー・ロック調の楽曲で、米国の広大なフリー・ウェイを車で流しながら聞くのには最適。スタンダードとなった名曲"ALWAYS ON MY MIND"のWAYNE自身によるセルフ・カヴァーは超を付けたいほどディープにしっとりと歌っています。オーケストラをバックにした美しいギターも聞く者の心に刺さります。聞き終えた時には素晴らしい余韻が耳に、心に残るグレイト・ヴァージョン。一度は聞いておきたいものです。アルバムのラストを飾る"THE LETTER"はハードなアレンジでちょっとラフに歌ったカントリー・ロック・バージョンで、楽しく聞かせてくれます。

DAN PENN等、カントリー・ソウルが好きな方は要チェックです。



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