到着♪ローリング・ストーンズ『刺青の男』が発売から40周年を記念して、拡張版マルチ・フォーマットで新装リリース!

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2021.12.16

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全英2位、全米1位に輝いたザ・ローリング・ストーンズの『刺青の男』が発売から40周年を記念して、拡張版マルチ・フォーマットで新装リリース!

未発表トラックの1曲、威勢のいいロックなナンバーの「リヴィング・イン・ザ・ハート・オブ・ラヴ」は、デジタル配信開始。

『刺青の男』の40周年記念エディションには、「ハング・ファイアー」、(ジャズ界のサクソフォンの大家ソニー・ロリンズをフィーチャーした)「友を待つ」、そしてもちろん、発売以来、バンドの代表曲の1曲となった「スタート・ミー・アップ」などを含むアルバムのオリジナル11曲のリマスターが収録されている。デラックス盤には、『ロスト&ファウンド:レアリティーズ』と『スティル・ライフ:ウェンブリー・スタジアム1982』も収められている。

『ロスト&ファウンド:レアリティーズ』には、アルバムが最初にリリースされた当時に作られた楽曲が9曲収録されている。それらの曲は新たにバンドがヴォーカルやギターを追加して仕上げている。「リヴィング・イン・ザ・ハート・オブ・ラヴ」もそのような曲の1つで、典型的な当時のストーンズのロック・ナンバーとなっている。ここでは元気なギター・リフと極上のピアノをフィーチャーした、彼らの一流の演奏を楽しむことができる。

また、この『ロスト&ファウンド:レアリティーズ』には、バンドのブルース・ヒーローの一人であるジミー・リードが1963年にレコーディングした「シェイム、シェイム、シェイム」のとびきりのヴァージョンと、ドビー・グレイの珠玉のソウル「ドリフト・アウェイ(明日なきさすらい)」の彼らの解釈によるカヴァー、そして「スタート・ミー・アップ」のレゲエ風のヴァージョンも収録。

『スティル・ライフ(ウェンブリー・スタジアム1982)』は、82年6月に行われた『刺青の男』のツアーにおけるロンドンでの必聴のライヴだ。ここに収録されている26曲は、オープニングの「アンダー・マイ・サム」から、ストーンズのお馴染みの「夜をぶっとばせ」や、「ホンキー・トンク・ウィメン」、「ブラウン・シュガー」まで、メガヒットが詰まっている。

このウェンブリーでのショウでは、テンプテーションズの「ジャスト・マイ・イマジネーション」や、エディ・コクランの「トゥエンティ・フライト・ロック」、ミラクルズの「ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー」、そしてロックンロール黎明期のビッグ・ボッパーの「シャンティリー・レース」などのカヴァーも聴くことができる。またここでは、当時発売直後だった『刺青の男』の収録曲である「スタート・ミー・アップ」、「ネイバーズ」、「リトルT&A」、そして「ハング・ファイアー」の初期のライヴ・ヴァージョンもフィーチャーされている。

『刺青の男(40周年記念エディション)』は、2020年にリイシューされて、イギリスでアルバム・チャートの1位に輝いた1973年の名盤『山羊の頭のスープ』に続くリイシューとなる。彼らの比類なきアルバムのリイシュー盤がイギリスでチャートの1位を獲得するのは、2010年に発売されたデラックス・エディションがチャートの1位を獲得した1972年の画期的なアルバム『メイン・ストリートのならず者』に続く2度目の快挙となった。

グリマー・ツインズがクリス・キムジーと共にプロデュースしたオリジナルの『刺青の男』は、アメリカ(クワドラプル・プラチナを獲得)、カナダ、オーストラリア、そしてヨーロッパのほとんどの国でチャートのトップになり、世界中で数多くのゴールドおよびプラチナ・アルバムを獲得した。

この名盤が1981年8月24日にリリースされてから、あと1週間ほどで40年を迎える今、ストーンズは〈No Filter Tour〉のアメリカでの13公演の日程を発表して、ツアーに戻る準備をしているこのタイミングで、本日、この発表が行なわれる運びとなった。新たなツアー日程は9月26日にセントルイスから始まり、11月まで続くものとなる。
 
 
 

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