THE HI STANDARDS 2018 - ディスクユニオンスタッフが選ぶオールジャンル高音質SACD&高音質LPカタログ

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2018.01.16

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■PICK UP ITEMS




ALAN PARSONS PROJECT
I ROBOT (HYBRID SACD)

MOBILE FIDELITY / SACD / RY160826-APP-01 / 2016年8月26日

CD層では耳につくアタック音もSACD層では重厚となり鼓膜に生気を伴って響きます。ステレオ感を最大限に利用したシンセ類の音圧感、クリアーな音質は各楽器の位置感までもリアルに感じさせ、特に1枚通してエレクトリック・ベースのライブ感が"I ROBOT" をロック・テイスト溢れるサウンドに仕上げる様もSACDの余裕ある情報量が成せる技。ダイナミックな再現力、ヒューマニズムなサウンドは再生するステレオ・システムにも是非拘ってほしいサウンド・タイトルです。





BEACH BOYS
SMILEY SMILE (HYBRID SACD)

ANALOGUE PRODUCTIONS / SACD / RY150605-BB-11 / 2016年1月31日

CDでは決して爽やかとは言えない生々しいコーラスワークと様々なサウンドマテリアルが悪評高くサイケデリックなアルバムと言われるも、最新リマスターでは臨場感溢れるポップ感満載のビーチボーイズ・サウンドに感じられる不思議な感じもSACDならではかもしれません。SACD再生へのオーディオシステムも拘ればきっと『SMILY SMILE』を銘盤にさせます。





DOORS
DOORS (HYBRID SACD)

ANALOGUE PRODUCTIONS / SACD / RS130311-DO-01 / 2013年3月11日

ビートを刻むシンプルでタイトなドラムと抜けの良さが気持ち良いスネア、軽く歪んだピアノベース、バッキングからメロと曲の根幹を支配するオルガン、リフとメロを主体した骨太なギターに生気を感じる枯れ気味の喉の太さを感じるヴォーカル、他にも"SOUL KITCHEN"や"BACK DOOR MAN"のエレクトリック・ベースの存在感や"LIGHT MY FIRE"の冒頭のスネアの抜けや立体感はSACDならではの情報量の賜物です。





GEORGE HARRISON
LIVE IN JAPAN (SACD)

EMM/CAPITOL / SACD / XAT-1245482491 / 2004年2月24日

ショウの始まりCD層では危なげな感のある様に聞こえた演奏もSACD層で聴いてみると全体に落ち着いた重厚感のあるサウンドに、これが同じ演奏なのかと疑う程の聴き応え有るサウンドに変貌、ライブはもっと凄かったんだろうと想像させる深い音質はSACDならではの情報量が成せる技、是非聴いてほしい一枚です。





JEFF BECK
WIRED (HYBRID SACD)

ANALOGUE PRODUCTIONS / SACD / RS160627-11 / 2016年6月27日

CDでは粗くレンジ感が狭く各楽器が互いにぶつかり会う様な音の塊になってしまっていたサウンドがSACDになると楽器それぞれの存在感が際立って再現され、空気を震わすダイナミックなサウンドへ変貌、緊張感溢れる際立つギターサウンドの再現にもSACDの情報量から得られる透明感と空気感が有るからこそ。SACD対応のオーディオシステムが『WIRED』を蘇らせます。





MILES DAVIS
TRIBUTE TO JACK JOHNSON (HYBRID SACD)

MOBILE FIDELITY / SACD / 1006125846 / 2017年1月13日

4,320円(税込)

エレクトリック・マイルス諸作の中でもジャズロック色が強い"RIGHT OFF"収録の人気盤。サントラとして発表されるも実際は未発表音源を編集し再構成したもので、サウンド面の核であった名プロデューサー、テオ・マセロの編集技術の手腕が最も発揮された作品の一つ。そもそもコロムビアは高音質録音が多いレーベルですが、さらに音質が向上したMFSL限定プレスのマイルスは人気が高いのでお早目に。





オットー・クレンペラー
メンデルスゾーン: 交響曲第3番「スコットランド」 / シューマン:交響曲第3番「ライン」【限定生産・SACDハイブリッド盤】

エソテリック (ESOTERIC) / SACD / CL_ESO-1007335188 / 2017年3月20日

3,394円(税込)

1950年代から約15年に渡って続いたEMIレーベルによるクレンペラーとフィルハーモニア管の録音。EMIから出ているリマスタリングSACDはあまりにも有名ですが、今回のリマスタリングではエソテリックの最高機材を投入。リマスタリングのスペシャリスト杉本一家さんとのタッグによって、最高の一枚ができあがりました。また新たなクレンペラーの魅力を再発見できるアルバムとなっております。ぜひお買い逃しなく!



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