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~ダイヤの原石に磨きがかかる~
彼女は大学時代にアメリカのニューオーリンズやオーストラリアへ留学して、本場のジャズやR&Bに触れ、ジャズを人生の糧として生きてゆくことを決心、精力的にヴォーカル活動に専心してきた。2度目の留学前、ギターのランディ・ジョンストンと共演したライヴを聴き、「若き正統派歌姫だが、まだまだ成長途上にあるダイヤの原石」(ジャズ批評誌No.156)と評したことがあるが、当時は発声やイントネーションに硬さもあった。2011年8月からニューヨークに滞在、その後カナダのトロントに移住し、現地のミュージシャンとライヴ活動をしたり、今をときめく、ニューヨークで最先端のジャズ歌手、グレッチェン・パーラトのワークショップに参加したり、徐々に実力を蓄えてきた。約1年半のカナダ・米国留学を終えて帰国してからは、一段と成長をとげてぐっと大人の女性になり、人生の哀感を滲ませた深い表現もできるようになって、磨きがかかったヴォーカルを聴かせるようになっている。
~彼女の声の本質はビター・スウィート~
彼女の声の本質はあくまでもスウィートだが、時折垣間見せるビターなところもあり、べた甘でないほろ苦い味わい、つまりビター・スウィートなところが、彼女の個性となって輝いている。彼女の年代(20~30代)は人生の中でも、誰にとっても甘酸っぱい思い出でいっぱいであるが、そんな思い出と、彼女の歌声が妙にマッチして多くの人が共感を覚えるところとなっているのだろう。(後藤誠一/ライナーより抜粋)
【PERSONNEL】
宮本裕子(vo)
田窪寛之(p)
小牧良平(b)
香月寛文(ds)
■録音・2015年2月28, 3月1日
YUKO MIYAMOTO / 宮本裕子