SACDハイブリッド / TOWER RECORDS DEFINITION SERIES
SACDハイブリッド / TOWER RECORDS DEFINITION SERIES
2,750円(税込)
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ラフマニノフに絶賛されたリンパニーによるステレオ初期の名盤を初SACD化!
決定盤と言える情熱的な演奏をSACDで。リンパニー生誕100年記念。
モーラ・リンパニー(1916-2005)生誕100年記念リリース。生前のラフマニノフから絶賛されていた彼女の情熱的な演奏がSACDで蘇ります。世界的なヒットとなった旧モノラル盤の後に録音されたこの1960年盤(旧EMI)は、この曲の彼女の唯一のステレオ録音。オリジナルアルバムに、今回プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番も収録。今回の復刻のために、本国のマスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。永久保存盤です。
ラフマニノフのスペシャリストとして名高いリンパニーによるピアノ協奏曲第2番の録音は、これ以前に同じく旧EMIレーベルに録音したモノラルの1954年盤があり(ニコライ・マルコ指揮フィルハーモニア管)、商業的に成功したレコードでした。モノラル期にはDECCAや旧EMIに多くの録音残しましたが、ステレオ期ではあまり音源は多くありません。ステレオ初期に協奏曲数曲とショパン等のソロ作品を、'70年代には極僅かな録音を残すのみで、デジタル録音期では旧EMIレーベルに小品やドビュッシーがある位です。'90年代に入ってからの僅かながらのERATO録音を入れると、晩年の音源は少ないのが実情です。もちろん、ピアノ協奏曲第2番のステレオ録音は本盤のみであり(第3番はモノラルのみ)、スペシャリストと謳われたリンパニーの本領を、現代に伝えてくれる稀少な音源と言えます。尚、アルゲリッチにはこの曲の音源はありませんが、もし彼女が弾いていたら、このリンパニーに近いのではないかという位の情熱的で品位の高い演奏が繰り広げられています。SACDではピアノの強靭な打鍵と細部への気配りの効いた引き際のタッチに、聴き手もより敏感に反応でき、バックのオケとの対話でも、反応と彼女のピアノに乗っていく様を如実に感じられると思います。ステレオ初期から、この曲の決定的名盤のひとつと評価されていながらも、CD復刻時には冷遇されていたこの名盤が、ようやく初出時に近い形で蘇りました!
オリジナルのアルバムでは24の前奏曲から3曲が収録されていますので、この盤ではそのままの順に収録しました。余白には1956年録音のプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番をカップリングしています。この曲は旧EMIの極初期のステレオ録音ということもあってか、分離が少なく、中央寄りの音質になっていますが、この時期特有の状態のためご了承ください。
尚、今回の復刻では満津岡信育氏による詳細な解説を新規で収納しました。この盤にまつわる背景や来日時の簡単なエピソードなどを含め、読み物としても興味深い内容となっています。このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を楽しむことができます。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としても、市場にその意味を問いたいと考えている商材です。 (資料提供:タワーレコード)
※限定盤、デジパック仕様
※ステレオ録音
※SACDハイブリッド盤
※2016年新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(英国初期盤)
※解説:満津岡信育氏、解説書合計10ページ
【演奏者】
モーラ・リンパニー(ピアノ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (1)
サー・マルコム・サージェント(指揮) (1)
フィルハーモニア管弦楽団 (5)
ワルター・ジュスキント(指揮) (5)
【録音】
1960年10月6,7日(1-4)、1956年5月(5) アビー・ロード・スタジオ、ロンドン
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)
MOURA LYMPANY / モーラ・リンパニー
イギリスのピアニスト