さよなら浅野孝已さん-日本ROCK史に偉大なる足跡を遺したギタリストを偲んで

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2020.06.01

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去る2020年5月12日、日本ROCK史に偉大なる足跡を遺した名ギタリスト
浅野孝已さんが天国へと旅立たれました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

日本ロック黎明期より活躍。1970年代前半からM(エム)、エモーション、チャコとヘルスエンジェル等のバンドを経て、1975年からゴダイゴに参加。代表的ヒット曲「ガンダーラ」のイントロで聴ける印象的な12弦ギターの多重録音による演奏も担当。自ら率いたバンドT.A.G.C. TOKYO、ゲーム音楽制作や、岡本真夜「tomorrow」等のプロデュース業でもその才能を発揮、幅広くご活躍されました。

近年ではゴダイゴの名曲を自らギター・インストゥルメンタルにアレンジした新録音のシリーズアルバム
『アコースティック・カヴァーズ -ソングス・オヴ・ゴダイゴ-』(販売:ディスクユニオン/全8作)、
『GUITAR COVERS OF GODIEGO』(販売:TAGC/全5作)を精力的にリリース、ロングセラーとなっています。

浅野さんがギターを演奏する姿を新たに見られなくなってしまったことは大変に残念ですが、
素晴らしい音源はたくさん残されていますので、感謝とリスペクトを込めてご紹介させていただきます。


写真:2014年5月3日 dues新宿にて

 
写真:2014年4月15日 ディスクユニオン昭和歌謡館にて