2,530円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
ファンの間で早くも過去最高傑作の呼び声も高いアルバム『A Mineral Love』に続く、最新EP作品『The Serious EP』。
本作では、『A Mineral Love』に収録された「Why So Serious?」にフィーチャーされたヴォーカリスト、オリヴィエ・セイント・ルイス(ハドソン・モホーク、オンラへの客演でも知られる)とのコラボ レート作品となっており、「Why So Serious?」でも見られた80sソウルとR&Bへのオマージュをさらに追求。「Why So Serious?」に加え、新たに3曲のヴォーカル曲が収録されている。
僕がオリヴィエの独特で素晴らしい歌声を知ったのは、ハドソン・モホークの〈Warp〉デビュー・アルバム『Butter』でだった。そこから何年 か経って、オリヴィエみたいなヴォーカリストと相性の良さそうなトラックが出来上がったんだ。僕はロス(ハドソン・モホーク)に連絡して、綺麗なファル セットで歌えるシンガーを探してると伝えたら、彼もオリヴィエを勧めてくれて、彼を紹介してくれた。それからヴォーカルが必要なたくさんのインスト音源を オリヴィエに送ったんだ。彼がヴォーカルを加えてすぐ戻してくれたトラックはどれも素晴らしいものだった。
僕らはWhatsAppメッセンジャーを介して関係を築いていき(僕はイギリスにいて、オリヴィエはベルリンに住んでいる)、僕らは根本の部分で共通の興 味を持っていることを知ったんだ。ギター、時計、靴とかね。数ヶ月後、彼が家族や友人を訪ねに来たとき、バーミンガム・シティ・センターで会うことができ た。僕のコテージで夕飯を食べ、田舎道を散歩し、僕のギター・コレクションを披露した。会うことが目的だったから、そのときは何もレコーディングしなかっ た。Eメールを通した僕らのコラボレーションはとてもナチュラルで、僕も彼ともっと仕事がしたいと思ったし、彼の方もそう思っていたようだった。共に一人 で"ワンマンバンド”をやっていて、自分で音楽をプロデュースしている僕らにとって、遠距離のコラボレーションは合っていたみたいだ。オリヴィエはとても 多作で、素晴らしいヴォーカル・ラインを短時間で楽々と仕上げてしまう。それだけじゃなく、彼は僕よりずっと、歌詞を書き上げるのが早いんだ!
このEPのすべての歌詞は彼によって描かれている。「Night Falls」のヴォーカルは、彼が一番最初に送ってくれたものだった。もともとはアルバムのタイトル曲「A Mineral Love」の別バージョンのために書かれたものだったんだけど、「A Mineral Love」はアルバムに収録したから、そのヴォーカルを使って「Night Falls」を完成させた。あんなに素晴らしいヴォーカルや曲を無駄にしたくなかったから、オリヴィエのアカペラに合わせて新しくインストを書いたら、二 人とも納得の出来になった。きっと僕らはこれからも一緒に仕事をしていくと思うよ。
- Bibio
ビビオの名前は知っていたけど、CMに使われて人気になった曲以外、スティーヴンの作品はあまり詳しくなかったんだ。あれらの曲が彼のものだったことも知らなかった。
最初にEメールで連絡を取り合うようになってすぐ、彼の作品を聴く機会があって、聴いた瞬間、心のそこから感銘を受けたよ。共同作業で曲を書いてきた経験 から言うと、全部が全部簡単な曲ではない。だけど、スティーヴンの場合は、すべての楽曲において作曲しやすかった。お互いの音楽観がわかってからは、それ は当然だと思えたけどね。音楽をプロデュースすることに関して、僕らは同じ嗜好やアプローチを持ってるんだ。だからアイディアの交換はとても簡単だった。 ギターや靴、時計なんかの趣味も同じだったしね。天国のような共同作業を経験したわけだから、これから先彼と仕事をしない理由なんてあるかい?
スティーヴンのことで、いつも感銘を受けるのは、プロデューサー、そしてソングライターとして彼の持つ芯の強さなんだ。マルチ・インストゥルメンタリス トって言葉は、その言葉の真の意味とは異なるにもかかわらずアーティストのプロフィールに蔓延してる。でもスティーヴンは、真のミュージシャンであるだけ でなく、全部独学なんだ。彼の不屈の精神には本当に敬意を抱いてるよ。彼が仕事をしてる姿を見るのは本当にインスピレーションになるし、スタジオが曲作り のアイディアでいっぱいになる。周りの人間に伝わっていくんだ。
- Olivier St. Louis
BIBIO
〈Warp〉所属のイギリス人プロデューサー。〈Mush〉からデビュー・アルバム『Fi』(2005)を 含む3枚のアルバムをリリースし、ボーズ・オブ・カナダやクラークといったアーティストから称賛を受けるな ど、早くから注目と人気を集める。その後〈Warp〉に移籍し、アルバム作品『Ambivalence Avenue』(2009)、『Mind Bokeh』(2011)、『Silver Wilkinson』(2013)、『A Mineral Love』(2016)をリリース。2017年にはアンビエント作品『Phantom Brickworks』を発表し、さらに表現の幅を広げ高い評価を獲得した。またamazon、Googleといった世界的企業のCMに音楽を提供しており、2012年には、音楽を手がけた HONDAのCM「負けるもんか」がADCグランプリを受賞。
2022.10.21
ROCK / POPS / INDIE
新入荷♪ 唯一無二のサウンドで聴く者を魅了するビビオ (Bibio) が、記念すべき10作目のアルバム『BIB10』を〈WARP RECORDS〉よりリリース