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現行ブラジリアン・ジャズ~ミナス新世代の代表格として、世界をまたにかけて活躍するシンガー・ソングライターでマルチ器楽奏者=アントニオ・ロウレイロの7年ぶりとなる最新作『Aldeia Coração』が、待望のCD化!
NEW!
■ Official interview Antonio Loureiro - Aldeia Coração:社会、政治、人生、愛、猫を歌った9つの曲 by 柳樂光隆
https://note.com/elis_ragina/n/n55e7f583686a
彼の頭の中に入っているであろう音楽にまつわる様々なデータを全て手作業で繋ぎ合わせたかのような、一大音楽絵巻。オーガニックとケミカル、或いはリスニングとソングライティングを行き来するような作品の中身は濃厚だが美しく整理整頓されている。ほんのり郷愁を感じるメロディやそのダイナミクス、つまり「歌心」にまとわりつくエフェクティブなサウンド。彼はずっと前から素晴らしいフォーミュラを手に入れていたものの、これは2026年の幕開けにふさわしい作品でもあり、このように人智を極限までコントロールできるとは、AI時代、きっと他の音楽家たちは一縷の希望を見出すに違いない。 岸田繁
いつも次作が出ることを最も楽しみにしているアーティストのひとり、アントニオ・ロウレイロ。この最新作も期待を裏切らず、一曲目からものすごい引力でロウレイロ・ワールドへと誘ってくれる。ドラムもボーカルもキーボードも、それぞれの名手なだけに、強力なビートと心地よいハーモニー、彼の柔らかくも説得力のある声が、最高のコラボレーションを実現できるよう、創り込まれた曲の数々が収録されている。お気に入りの一曲を選べないくらいの名曲揃い!ロウレイロの魅力にどっぷり浸ってほしい。 挾間美帆
彼から生まれる作品は、どれほどプログレッシブで技巧的な瞬間があっても、常にその中心には豊かな「歌心」が宿っている。これらを高い次元で共存させることがいかに困難か。それを知れば知るほど、彼に向けられる羨望の眼差しは強くなる。私にとって、憧れの存在です。 梅井美咲
シンガー・ソングライターとして活動する傍ら、プロデューサーや作曲家としてもその多彩な才能を発揮するアントニオ・ロウレイロ。ブラジル国内での活動はもちろん、ウルグアイやポルトガルのアーティストのプロデュース、さらにはカート・ローゼンウィンケルや挾間美帆といったジャズ界の気鋭アーティスト、日本でもくるりや長谷川白紙といったミュージシャンと共演するなど、国境やジャンルの垣根をこえて活躍している。そんなロウレイロの7年ぶりとなるアルバムが本作『Aldeia Coração』だ。
ほとんどの曲でコラボレーターを迎え制作された本作は、同時にこれまでのどの作品よりも強烈でエレクトロニックなアルバムになった。静謐なアフロブラジリアン・サウンドで知られるチガナー・サンタナが作詞を手掛けた「Aldeia Coração」、現代MPBを代表する歌手ヘナート・ブラスがヴォーカルで参加、盟友ハファエル・マルチニが弦楽四重奏の編曲を施した「Será」、ペドロ・マルチンスが作曲したボサ・チューン「Compaixão」、先行シングルとしてもリリースされたアルトサックスの鬼才デヴィッド・ビニーとの「Vai Cair」、同じく先行で公開された「Aurora」、一転して驚くほどにシンプルなピアノをきかせるラストの「Buniti」まで、アコースティックとエレクトロニック、調性と無調の合間を行き来しつつも、歌や打楽器、電子音までが一体となった有機的なアンサンブルを奏でる全9曲。2010年以降のブラジルを代表する音楽家による、着実な進化と音楽的拡張を記録した注目の一枚と言えるだろう。
歌詞対訳: Tatsuro Murakami
ライナーノーツ: 柳樂光隆 (Jazz The New Chapter)
■Personnel
1. Aldeia Coração (Antonio Loureiro / lyric: Tiganá Santana)
Antonio Loureiro - drums, percussion, piano, Rhodes, synthesizer, bass & vocal
2. Roda dos Amantes (Antonio Loureiro / lyric: Makely Ka)
Antonio Loureiro - drums, percussion, piano, acoustic guitar & vocal
Luana Saggioro - vocal
Gil Silva - soprano & tenor sax
Hugo Caldeira - trombone
3. Um Novo Amor (Antonio Loureiro / lyric: Martin Ibarra/Antonio Loureiro)
Antonio Loureiro - drums, synthesizer, piano, Rhodes & vocal
Martin Ibarra - vocal
Frederico Heliodoro - electric bass
4. Será (Antonio Loureiro/ lyric: Rafa Castro)
Antonio Loureiro - piano & percussion
Rafael Martini - arrange
Renato Braz - vocal
Luka Milanovic - violin
Jovana Trifunovic - violin
Mikhail Bugaev - viola
Eduardo Swerts - cello
Bruno Migotto - acoustic bass
5. Compaixão (Pedro Martins / lyric:Antonio Loureiro)
Marina Marchi - vocal
Antonio Loureiro - drums, acoustic guitar, synthesizer & drum machine, electric bass
6. Sem Ar (Antonio Loureiro / lyric: Cesar Lacerda)
Antonio Loureiro - drums, electric bass, piano, clavinet, Rhodes, Hammond orgao B3, synthesizer, vocal
7. Vai Cair (Antonio Loureiro)
Antonio Loureiro - drums, drum machine, Rhodes, clavinet, synthesizer, percussion & vocal
David Binney - alto sax
8. Aurora (Antonio Loureiro)
Antonio Loureiro - drums, percussion, acoustic guitar, piano, synthesizer, electric guitar, vocal
Luka Milanovic - viola, violin
Conrado Goys - acoustic guitar
Alberto Continentino - electric bass
Guto Wirtti - acoustic bass
9. Buniti (Antonio Loureiro)
Antonio Loureiro - piano, vocal
photo by Caio Kenji
ANTONIO LOUREIRO / アントニオ・ロウレイロ