「ジョン・ピールのお気に入り」のギター・ポップ・バンド、ザ・ルームが79年に結成され、3枚のアルバムを残した後に解散し、シンガー/ギタリストのデイヴ・ジャクソンとベーシストのベッキー・ストリンガーが中心となってザ・パッセージのメンバーなどを加え結成したのがこのベニー・プロフェイン。
89年にファースト・アルバム“Trapdoor Swing”、90年にセカンド“Duck Luck Charm”をリリースし、カントリーやロカビリーのようなテイストを絶妙にミックスしながらも不思議と全く泥臭さがなく、爽快で疾走感あふれるギター・ポップにキーボードで煌きと彩りを加えたサウンドを披露しています。まさにスミスのシングル群を思わせる英国的3分間ポップは、マッドチェスター・ムーヴメントのさなかでも揺らぐことなく、辛らつな英国評論家達からも好評価を得ていました。‘Rob A Bank’や‘Hey Waste of Space’のような軽快な人気曲や、イアン・ブラウディがプロデュースした‘Skateboard to Oblivion’などもしっかり収録。また、ボーナス・トラックの2曲は彼らの85年のデモからの音源で、ゲストでギターにエコー&ザ・バニーメンのウィル・サージェントを迎えたレア・トラック!

Tracklist: Man on the Sauce, Skateboard to Oblivion, Pink Snow, Quickdraw McGraw Meets Deadeye Dick, A Handful of Nothing, Rob a Bank, Tear the Web, Wall to Wall, Stitch That, Here Comes the Floor, Time Bomb, Hey Waste of Space, Maureen, Beam Me Up, Devil Laughing, Walk Away Macbeth, Ghoul Friend, Perfect Girl, SHC, Everything, Vain Profane, Credulous as Hell.