毒の華は枯れず!その後のパンクに多大な影響を及ぼした、“音楽史上、最も騒々しい悪名高いロック・バンド”の約2年ぶりの新作アルバムが登場!新たな魅力を纏った問題作!

解説歌詞対訳付/ライナーノーツ


70年代にセンセーションを巻き起こした“音楽史上、最も騒々しい悪名高いバンド”(モリッシー談)、ニューヨーク・ドールズの待望の新作アルバムが登場!安定志向を拒むがごとく、強烈に予測を裏切る新鮮なロックンロールが展開する問題作である。

1971 年、彗星のごとくNYロック・シーンに現れ、その後わずか2枚の作品を残し、音楽史上で最も派手なセンセーションを巻き起こして一旦は解散。ジョニー・サ ンダース(G)、ジェリー・ノーラン(Dr)、アーサー・ケイン(B)という主要メンバーを相次いで失うも、その後モリッシー(元 The Smiths のシンガー)らの尽力で2004年に奇跡の復帰を遂げた、NY グラム/パンクの生きた伝説、ニューヨーク・ドールズ 。

あ くまでも60年代のブルース/ロックをそのサウンドのルーツとしつつも、R&B、ソウル、時にはガールズ・グループのエッセンスを取り入れ、見事 なまでにオリジナルのスタイルを完成させ、さらにその毒々しいまでのイメージ戦略により、実に幅広いファン層を取り込んでいる。

再結成後 はその活動は比較的順調で、Roadrunner とAtco より、2枚のスタジオ作品をリリースして話題を提供した。そして、2010年SLG との 契約を締結、約2年ぶりの新作となる本作を作り上げた。今までの“バッド・ボーイズ R&R”路線は若干控えめで、60年代のモータウン 、ス タックス などに代表されるソウルや女性コーラス・グループ、はたまたビーチ・ボーイズをも想起させるような実にポップな仕上がりを見せている(プロ デュースはLOUISXIV のシンガーJason Hill)。

これは、元祖・悪ガキバンドと呼ばれる彼らならではの現役感満載の力作である!


Streetcake ストリートケイク
Talk to Me baby トーク・トゥ・ミーベイビー
Faburous Rant ファビュラス・ラント
I'm So Fabulous アイム・ソーファビュラス
Fool for You Baby フール・フォー・ユー・ベイビー
Kids Like You キッズ・ライク・ユー
Round and Round She Goes ラウンド・アンド・ラウンド・シー・ゴーズ
You Don't Have to Cry ユー・ドント・ハヴ・トゥ・クライ
I Sold My Heart to Junkman アイ・ソールド・マイ・ハート・トゥ・ジャンクマン
Baby Tell Me What I'm On ベイビー・テル・ミー・ワット・アイム・オン
Funky But Chic ファンキー・バット・シック
End of the Summer エンド・オブ・ザ・サマー