Jim Foetusとして80年代にデビューし、2000年代から劇伴の分野でも幅広く活躍するJG Thirlwell。そのキャリアを大きく変えたきっかけの一つが米国カートゥーン・ネットワークの人気番組『Venture Bros』のスコアである。ニューヨークにあるJG氏のスタジオで氏が音楽的変遷、『VB』のスコア、10にも及ぶ同時進行中のプロジェクト、デヴィット・ボウイとの思い出、映画のサウンドトラック含めた最新の音楽への関心などを話したインタビュー(2019年11月収録)を掲載。15年以上の長寿番組でありながら未だに日本国内での知名度が低い『VB』本編も紹介。筆者が独断で選んだ「JGに捧ぐ」日本製アニメのサウンドトラックガイドも収録。