【店舗情報】5/3(金) SUTHERLAND BROTHERS & QUIVER アンソロジー8CDボックスが待望の再プレス

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2024.05.03

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71-79年キャリア・アンソロジーな全8作品がボーナス追加で8CDボックス・リイシュー!

フォーク・ポップ・グループA NEW GENERATIONを経て70年に結成、スコットランド人らしい美しいメロディと枯れた雰囲気で名作を連発し、ROD STEWARTのカヴァーでも知られる世界的大名曲"SAILING"を生み出したGAVINとIAINのシンガー・ソングライター兄弟デュオSUTHERLAND BROTHERS。

『THE SUTHERLAND BROTHERS BAND』
記念すべき72年1STアルバム。アコースティックなバンド・サウンドとポップ・センス溢れる優しいメロディ、ソロ期のGEORGE HARRISONっぽさも漂う枯れた歌声が胸を打つ"THE PYE"、スティール・ギター入りの軽快なカントリー・ブギー"SLEEPING DOG"、男の背中を突き刺す夕暮れ切なミドル・スロウ"HALLELUJAH"、英国らしい陰りをもったポップ・ソング"MIDNIGHT AVENUE"など、フォーキーな中にMCCARTNEYの系譜に連なるポップ・メロディが溢れているのが特徴の傑作です。

『LIFEBOAT』
バンド名義の1STを経てデュオとして挑んだ72年2ND。切ないメロディとオルガン&ピアノが印象的な"LADY LIKE YOU"、トラッド・フォーク風のフレーズを演奏に散りばめた田園フォーク・ロック"LIFEBOAT"、ストリングスのアレンジが素晴らしいMCCARTNEY直系ミドル・バラッド"IRELAND"、ウキウキさせられるホンキートンクなフォーク・ロック・ブギー"CHANGING THE WIND"、そしてROD STEWARTでお馴染み"SAILING"のオリジナル・レコーディングも収録と、全曲オリジナルの楽曲の素晴らしさが際立つ名作です。MUFF WINWOODがプロデュースを担当し、STEVE WINWOODが鍵盤を担当と兄弟で参加しています。

『DREAM KID』
英国スワンプ/サザン・ハード・バンドQUIVERと組んでリリースした73年作。相変わらずMCCARYNEYライクなメロディに爽やかで涼しげでライトでメロウなサウンドが最高な"YOU AND ME"、ちょっぴりスワンプ風味も漂うプレ・パブ・ロッキンな"I HEAR THNDER"、ビートの立ったアコースティック・メロウなタイトル・トラック"DREAM KID"、切ないバラッドからパブ・ロッキンなナンバーへと繋がるメドレーなど、BRINSLEY SCHWARZにも通じるフォーク・ロック+パブ・ロックな一枚に仕上がっています。

『BEAT OF THE STREET』
USツアーを経て、引き続きSUTHERLAND BROTHERS & QUIVERのタッグで仕上げられた74年作。IAINのベスト・ソングライティングと名高い"SAVIOUR IN THE RAIN"をはじめ、TIM RENWICKのギターとPETER WOODのキーボードを軸にしたソリッドな演奏の中で英国ポップなメロディ&ハーモニーとスワンプ/サザンな厚みと熱みが折り重なる中期の傑作です。MUFF WINWOODのプロデュース。

『REACH FOR THE SKY』
2バンド・コラボレーションの3作目となった75年作。ISLANDからCBSに移籍したことでレギュラー・プロデューサーMUFF WINWOODも姿を消し、この後すぐにAL STEWARTのヒット作『YEAR OF THE CAT』に参加するPETER WOODもバンドを去るなど心機一転で臨んだ意欲作。アイルランド/ベルギー/オランダ他で大ヒットした叙情ポップなミッド・テンポ・バラッド"ARMS OF MARY"をはじめ、落ち着きながらもシンプルに名曲が揃っています。TIM RENWICKの人脈からDAVID GILMOURがペダル・スティールで参加。

『SLIPSTREAM』
76年の共闘4作目。パブ・ロックと一括りにすると零れ落ちてしまう素晴らしい魅力。プレAORと言われるエヴァー・グリーンなサウンドが好みなら絶対にチェックしてほしい一枚です。同時期のIAN MATTHEWSやGALLAGHER & LYLEにも引けを取らない曲の良さ。ソフト・ロック好きのツボも押さえたシャッフル系の"SATURDAY NIGHT"に込み上げ系のディスコ・ナンバー"DARK POWERS"ANY TROUBLE等の青春パンク/パワポ好きなら気に入るはずの"SLIPSTREAM"などなど、小気味良いナンバーばかりが詰まった名作です。

『DOWN TO EARTH』
QUIVERとの最終盤となった77年作。USでラジオ・ヒットした"ICE IN THE FIRE"、スタイリッシュなピアノ・パートも光る"DARK SHIP"などなどキャッチーなメロディにシャープなフック、全曲高水準のソフトなロックで構成されたパーフェクト・ポップ・レコード。優れたハーモニーとミュージシャンシップは最高潮に達し、多くのファンからフェイヴァリットに挙げられる傑作です。SHADOWSのBRUCE WELCHがプロデュース。

『WHEN THE NIGHT COMES DOWN』
QUIVERと組んだ諸作を経て再びデュオ編成で残した79年ラスト作。美しいハーモニーと英国的な枯れた味わいにちょっぴり洗練が加わった名盤。ピアノをバックに優しく歌う美しい"EASY COME EASY GO"、彼らの持ち味でもあるポップなメロディの"AS LONG AS I'VE GOT YOU"と"WHEN THE NIGHT COMES DOWN"、憂いがいっぱいの初期SUTHERLAND風名曲"ON THE ROCKS"、そしてウェスト・コースト風"CRAZY TOWN"で幕を閉じる2人の活動。窓を閉じるジャケも泣ける傑作、やっぱり最高です。

シングル・ヴァージョンやUSアルバム・トラックなどをボーナス追加。バンド・メンバーへの新規インタビュー掲載詳細ブックレット。

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