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81年に、NYのJOINT INTERNATIONALからリリースされた作品。当初は、キースの10代の息子のひとりが吹き替えを担当する予定だったが、ラヴ・ジョイズ、ウェイン・ジャレット、そして何よりもキース自身がマイクを握った。ワッキーズと同様、ハドソンもスタジオ・ワンの信奉者だった。このアルバムはコクソンの特徴的なリズムをオーバーダビングするという戦略に従ったものだ。
エグゼクティヴ・プロデュースにロイド・ブルワッキー・ジョーンズを迎え、これがモロにリー・ペリーのブラック・アーク期を思わせるかなりディープな世界。1曲目のタイトル曲はキースがプロデュースしたホレス・アンディの「DON'T THINK ABOUT ME」が下敷きになっていますが、ギターが奏でるフレーズはコンゴスの「FISHERMAN」のメロディではありませんか! キースの決して上手くはないけど味のあるヴォーカル、女性コーラスをいれたり、ワウ・ギターを使ったファンキーなアレンジなど聴き所はたっぷり。12曲クレジットされていますが全曲後半に直接DUBが接続したDANCEHALL STYLEですので実質6曲。他のダブ・アルバムと似ても似つかない奇妙でありながら説得力のある名盤ダブ。限定プレス。
KEITH HUDSON / キース・ハドソン