70年代のアルジェリアで活躍し、エンニオ・モリコーネともしばしば比較される音楽家アフメッド・マレクの発掘音源と未発表曲(!)がコンパイルされたセカンド・コレクションがリリース
70年代のアルジェリアで活躍し、エンニオ・モリコーネともしばしば比較される音楽家アフメッド・マレクの発掘音源と未発表曲(!)がコンパイルされたセカンド・コレクションがリリース
2,970円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
アラブ/中東圏のオブスキュア・ファンク復刻レーベル HABIBI FUNK 最新作。70年代のアルジェリアで活躍し、エンニオ・モリコーネともしばしば比較される音楽家アフメッド・マレクの発掘音源と未発表曲(!)がコンパイルされたセカンド・コレクションがリリース。
ジャズ、ファンク、レゲエ、アルジェリア民謡をテーマとし、ムラトゥ・アスタトケ、ベンベヤ・ジャズ・ナショナル、そしてピエロ・ピッチョーニやヤンコ・ニロヴィッチといったヨーロッパ屈指の実験的作曲家たちによるアフリカン・ジャズの音楽的革新と交差する、唯一無二のサウンドスケープがここに。
ブリキのおもちゃのようなスウィンギン・ドラムのグルーヴが特徴的な「Thème Rythme Léger」、レゲエ調の 「L'Empire Des Rêves」、モリコーネへの西洋風の頌歌といえそうな「Thème Djalti feat. Aïda Guéchoud」、バロックとボッサ・ジャズの要素を融合させた「Djalti」など、まるで夕日へと向かう馬に乗っているような気分にさせてくれる素晴らしいトラックが収録。なかでもイチオシは最高級のアフロ・アラブ・ファンク「La La La 」。JB'sとフェラ・クティの中東コンサートに出くわしたかのように、躍動するギターとオルガンのソロが脈打つベース・リフとアフロ・ファンクなドラミングの上で競い合い、聴く者をあっという間にダンスフロアに連れ出してしまう。
ジャズ、ファンク、民謡のグルーヴをシームレスに切り替えながらも、それをメランコリア調で打ち消してしまう音楽性はまさにザ・Habibi Funkといえるだろう。しかしこのアルバムはそれだけでは飽き足らず、レゲエ、サイケ、ラテンフレーバーまでもふりかけられている点に驚きを禁じ得ない。 いつもの豪華&安定のHABIBI FUNK仕様で、レコードとCDの両方にインタビュー、新聞記事の切り抜き、未公開写真、スキャン写真などを集めたブックレットが付いているので資料性もバッチリだ。
AHMED MALEK / アフメッド・マレク
フォーマット別一覧